コロナ禍で日本にいてもオンライン

今日は9月卒業の学生の学位記授与式なので、出勤。

午前中は言語生成グループのミーティング。後期は研究テーマ別にグループミーティングをすることにしたのだが、共同研究は学位論文とは必ずしも関係ないテーマでやっているので、ミーティングも分離しないといけないのでは? という気がしている(複数人が進めている共同研究で、グループが違うと同じ話を2回聞いたりすることになってしまうので)。

午後はオンラインの進捗報告を5時間弱。間に30分だけ学位記授与式で席を離れる。今回修士号を取得するのはインドネシアからの留学生の Oryza さんで、NAIST 松本研にいたとき一緒に研究をしていた budi-i さんの娘さん、という奇遇な縁でうちに来てくれたのであった(受験の問い合わせがあったときは、親子関係にあるということは全く知らなかった)。修士の学位取得、おめでとう! 

秋入学でせっかく日本に来てくれていたのに、その翌年からオンラインになり、修士の期間の3/4がオンラインだったのが心残り(来年3月に修了する修士の人たちは、結局ほぼ全てオンラインで、もしかすると一度も来学しない学生もいるかもしれないが)。進捗報告については今年からは対面でやることにしたのだが、結局来日してから一度も帰国できていないそうで、修士論文相当の研究の一部を先日 ACM TALLIP に投稿したし、博士の研究に向けて少し一息つけるといいので、コロナが一段落した合間を縫って帰省できるといいなと思っている。