文系の人もコードは書けている

今日の午前中は日野キャンパスに出勤し、対面の進捗報告を聞く。今学期はキャンパス整備の関係で駐車場の位置がコロコロ変わったり、台数が激減したり、色々大変なのだが、我が家から南大沢に行く場合は車で行かないとかなり通勤が難しい(一度新宿を経由して大回りするのが、公共交通機関を使う最短ルート)ので、なんとか今学期を乗り切りたい……。

午後は南大沢に移動して学部1年生の基礎ゼミナール。LeetCode の中でも数学的な知識が必要な(まあなくてもできるが、あったほうが簡単で、あればプログラミング的には瞬殺になるような)問題が一部あり、文系の人も1/4くらいいるところで必須の課題にするのは厳しいかなと思ったが、やってもらってみたら結構普通にみんなできていた。難易度さえ調整されていれば、割とできるもののようだ。

1年生でどの学部学科の学生でもみんなこれくらいできるようになるなら、2年生で全員 Medium を解けるくらいにするのもそんなに難しくないかも、と思った(それにどれくらい意味があるのかは置いといて)。サーバ管理みたいな手続き的なスキルを身につける方が(微分積分や線形代数みたいな知識は必要ないので)文系の学生には楽なのかと思っていたが、どうも違うようである(自分がたまたまサーバ管理から入ったから、そう思うだけのようだ)。しかし全ての学部の学生を対象として、情報系の何を身につけさせるのがいいのかはよく分からない(各地の大学でそのような動きがあるのを目にしているが、「統計でウソをつく法」みたいなのを教えた方が人文系の人には意味がありそう)。