真似しても似ないところが独自性

今日は在宅勤務。木曜日と金曜日は大体在宅勤務にできるので助かる。

午前中は共同研究のミーティングが2件。共同研究は勉強になるのだが、ミーティング地獄になりがちなので、あまり数を増やすことができないのが難点。

お昼は NLP 第三の会の企画で「NLPTohoku の仕組み」という内容で東北大乾研の運営について徳久さん、松林さんからお話を聞いたりする。色々と勉強になった。まあ、大体はうちでもやっていることか、うちでは(まだ)やれないことか、うちでもやれるけど意図的にやっていないことか、のどれかで、考え方は違ってもいい研究室を作ろうと思うとやり方は似てくるのだなあ、と思ったりする。やれるけどやっていないこと、というのがよくも悪くも研究室の独自性につながると思うので、それが意識できてとてもよかった。

M2 のとき、就職するか大学院に進学するか迷っていたとき、相談に乗ってくれた友人が「尊敬する人は真似をすればいいし、真似をしても真似ができないところがあなたの個性だから」と言ってくれたのが、迷いながらも博士後期課程に進学する決め手になったのだが、研究室運営も同じようなものかな。乾研のやり方を聞いて、むしろうちの研究室は松本研の影響が無茶苦茶大きいな、と思った(乾研と別のやり方をしているところは大体松本研由来)。

午後は進捗報告を4時間。先週・先々週と用事で短めになってしまったせいでもあるが、論文を元に色々議論できる時間というのは重要だなと思ったりする。進捗報告の時間ではなかなかやりにくいのだが、学生同士でこういうのができる環境があるのが一番いいのかな(NAIST 松本研はそういう感じで学生たちだけで色々話していたのがよかった)。