学振を書いてくれれば打ち返す

最近仕事の詰まり具合が激しくどんどん精神が病んでいる気がするが、朝はマルチモーダル機械翻訳のミーティングのあと進捗報告で合計3時間。可処分時間が少なすぎるのが厳しい。仕事が多いというよりは、単位時間あたりの仕事が多い、ということなので、普通の人だと仕事の時間を増やすことで対応するのだろうが、自分は仕事の時間を増やさないことにしているので、無茶苦茶集中力を上げないといけないのである。

昼から論文紹介を1時間聞いて、国際会議の原稿3本へのコメントと、学振の申請書3本へのコメントで3時間のあと、国際会議のワークショップのお仕事。休む暇もない。ただ、学振は出すことに意味がある(自分で研究テーマを考えるということは大事)ので、書いてくれたらちゃんとコメントは返したい。

本学は今年から文科省のフェローシップ制度に採択され、博士後期課程の学生に対する支援がこれまでの2-3倍くらいに拡充されたのだが、さらに博士後期課程の学生に向けた同程度の支援を考えているようなので、博士後期課程に進学したい人には追い風になっているのではないかな。それが賢い選択なのかどうかは分からないが、リスクを適切に考える人だと経済支援があろうと博士後期課程には進学しないかな……(リスクがあることを考慮した上で、それを低めに評価するような人が進学するのだと思う)。