学振はみんなで書くと取りやすい

午前中は娘を連れて近所の公園へ。滑り台に自分一人で登れるようになっていたり、ジャングルジムも上まで自力で上がっていたり、成長のスピードに驚く(保育園の連絡帳で、できるようになっているのは知っていたけど)。どんどん一人でできるようになっていくのだろうな。

午後は少し時間をもらってお仕事。奨学金の所見を書いたり、メール処理をしたり、原稿にコメントを入れたり。奨学金の所見も、毎年のように書くようになって、スラスラと出てくるようになってきた。あとは競争的な奨学金フェローシップを研究室の学生がバンバン取ってくるようになることを期待したい。

そういえば、研究室で日本学術振興会特別研究員(DC2)に申請していた学生が、面接免除で採用内定したらしい。うちの研究室としては2人目である。NAIST 時代から現在に至るまで、自分が申請書を見た学生の9割が最終的には採用されているので、通る可能性は高いと思うのだが、こうやって実際に採用されると嬉しいものである。(ちなみにこの制度、博士後期課程に在学しながら月20万円のお金と、年間50〜150万円の研究費がもらえる)

こういう研究計画書の書き方にはコツがあって、通せる人はまぐれではなくコンスタントに通せるし、人というよりグループで書き方のノウハウを共有するとぐっと採択率が上がると思うので、うちの研究室でも今年から M1 の学生には研究計画書の作成を義務付けることにした。NAIST 松本研では学生たちの間で Dropbox に共有フォルダを作って各人の研究計画書を共有し、お互いにコメントし合っていたし(過半数の学生が採用されていた)、NAIST 池田研では M1 にみんな書かせているらしいし、そういう環境だとどんどん採用されるのだろうなと思って、少しずつうちも採択者を増やしていきたい(そもそも進学者がいないと意味ないけど)。