対面で初めましてのガイダンス

朝起きて30分ほど国際会議の原稿を見る。日中にアルバイトをしている学生だと、作業できる時間が限られているので、こちらが調整する必要があったりするのだが、人数が多いと崩壊するかもしれない……。

午前中は日野キャンパスで在学生ガイダンス。B2 の在学生ガイダンス、去年はコロナ禍で流れてしまったので、今年は集まれる教員で集まって学生に顔を見せましょう、ということだったので顔を出してみる。B3 の在学生ガイダンスも、4月から日野キャンパスの授業になるということで顔を出したり。この学年は B1 の基礎ゼミナールで自分の担当する授業に出ていた学生が1/4くらいいるので、なんだか顔馴染み。

昼は先週の新入生歓迎会のお礼が言いたいということで学生自治会の人が来てくれたが、システムデザイン学部の学生(電子情報)だったので、研究室選択について色々話したりする。

午後は B4 の在学生ガイダンスと M2 の在学生ガイダンス。山口先生がサバティカルで自分が学生委員代理として話さないといけない、と思って午前中から話していたのだが、実は山口先生のサバティカルは昨年度までだったので今年度はやらなくていいことが発覚。しかしいきがかり上、代わってもらうこともできないので、学生ガイダンスの学生委員の説明は全部自分がやることに。

夕方は国際会議の原稿へのコメント、合計2時間弱と受験希望者のオンライン面談1時間。受験希望者と毎週オンライン面談していて、今日の方は経歴及び興味のある研究的にはうちにぜひ来てもらいたい感じなのだが(自分はこう思うことは珍しいのだが)、NAIST も考えているとのことなので強くは言わず。うちに来てもらっても、分野外から進学することを考慮されておらず、特にコンピュータサイエンスの基礎知識が身に付く訳でもないし……(他大学の情報・電気系の学部を出ている学生なら、これはあまり問題にならないのだが)。

ただし、今年度で全ての学年が新組織(情報科学科・情報科学域)の学生になり、カリキュラムもほぼ塗り変わったので、以前と比べると(まだまだ改善点はあるが、現在の人員でできることは8割やったので)だいぶおすすめできる学科になったかな。特に学部の方は、入試がライトウェイトで入りやすいので、情報科学をやりたい人を広く受け入れられると思っている。大学院については情報科学科(情報科学域)だけでは変えられないことがいくつかあり、とりあえず応急処置的に大学院の単位の先行履修制度(内部進学者は大学院の単位の一部を B4 で履修できるシステム)は今年度からスタートできたので、これの様子を見ながらアップデートしていくことになるだろう。