学童も今日からスタート新年度

今日から上の子は学童スタート。入所式と書いてあったので、親も参加なのかなと思ったら、子どもだけの参加のようで、そのまま出勤する。

午前中はメール処理したり、研究室のサイトを更新したり。新年度になるとまずメンバーを更新したりするのである。研究室のサイトは学生も更新することを考慮し、手間を考えて Google Sites で作っているのだが、これが旧 Google Sites で作られていて、今年度で旧 Google Sites が終わりになるという話なので、どうするか夏休みくらいまでに考えないといけない。新 Google Sites に移行できれば話は早いのだが、自分が DNS の権限を持っていないサイトで Google Sites を使う方法が新 Google Sites では存在しないようで、ドメイン名が変わることを許容して新 Google Sites に移行するか、あるいはドメイン名を変えないことを重視して他のシステムに乗り換えるかを考えないといけない。数年前、GitHub Pages にして静的サイトにしようかと思って色々試してみて、学生が更新することを考えるとあまり手軽ではないな(あと、Google Sites と比べてもサービスの永続性に不安が残る)、と思って断念したのだが、GitHub Pages でもいいのかなあ。

研究室が始まってから使っていたサービスで、Cyboze Live は終了したので Cyboze Live でやっていたことは Google for Education と Slack に移行したのだが、Google for Education でも Google Groups 部分は Slack にだいぶ移行した(大学はメールで連絡が来ることが多いので、全体に対してメールを転送するアドレスだけは使い続けている)し、10年間続くウェブサービスを選ぶのはなかなか難しい。フロー的な情報を記録するメディアはそこまで重要ではないのだが、毎年あるいは数年に1回あるようなストック的な情報を記録するためのメディアはそこそこ検索性とアーカイブ性が高くないといけないので……。東北大乾研では研究室内のドキュメントがひたすら充実している、というのを聞いて少し羨ましく思っている(NAIST 松本研にいたときも、研究室内のドキュメントはかなり学生が書いていたが)。

午後は受験希望者のオンライン面談。今日の受験希望者も、所属する研究室の先生が今年度で定年退職ということで、先生直々に「そちらの研究室を受験希望の学生がいるので、もしよければ話を聞いてあげてください」とご連絡いただいたので、快諾。そもそもちゃんとコンピュータサイエンスの基礎を身につけていることが分かる学部の出身で、かつ研究をしていることが分かっている研究室出身の学生であれば、こちらで受け入れない理由はない。特に後者はなかなかないので、うちの研究室ではうちの研究室で研究はしてもらうが、在学中はそちらでもしっかり研究の指導を受けてきてもらいたいと考えている。

夕方は国際会議の原稿 x2 にコメントを入れたり、リバッタルを見たりで3時間。ショートペーパー相当の分量だとそんなに時間はかからないのだが、ロングペーパー相当の分量だとやはり見るのに時間がかかる。