言語学100本ノックをやってみる

今日は在宅勤務日。午前中は基礎勉強会で、今学期は思い立って以下の本 "Linguistic Fundamentals for Natural Language Processing: 100 Essentials from Morphology and Syntax" を研究室で読むことにした。

全部で100項目あり、1項目1項目は1-2ページで気軽に読めるので「言語学100本ノック」ということで、研究室の全員に参加してもらっている。内部進学者はそもそも工学系の学部なので、言語学の授業を受けたこともない学生も多いだろうから、こうやって少し言語学の基礎知識を共有しておこう、という趣旨である。数年に1回、基礎勉強会で言語学や言語教育関係の教科書を読んでもらっているのだが、あまり役に立ったという声を聞いていないし、確かにあまり効果がある気もしないので、結局は役には立たないのかもしれないが、自分自身言語学の話を復習するのは楽しいので、役に立つかどうかはおいといて、みんなも楽しんでもらえるといいなと思っている。

午後は博士論文関係の諸々をしたり、学部教務委員の仕事(週明け締め切り)をしたりなど。博士論文については、採択の連絡待ちだった論文誌の採択通知が来たので、めでたく今年度3人目の博士論文審査委員会の設置ができる見込みになったので、ちょっと慌ただしくなりそうである。3人分の博士論文の審査会・公聴会の日程調整をしないといけないので(既に2人分は調整済みだが)、これだけで結構大変……。

夕方には機械翻訳グループの進捗報告。本来週に1回なのだが、曜日を月曜日から金曜日に変更したタイミングの問題で、2週間分くらいのタイムラグがあって、色々盛りだくさんであった。来週からは平準化するであろう。