最新の話を聞けるオンライン

今日は在宅勤務。午前中は共同研究のオンラインミーティング。11月の連休あたりに対応が必要そうな事項があり、家族に予定を伝えて時間を確保しておかないといけないかも、と思ったりする。11月28日(土)も出勤予定だし、ちょっとこの週は覚悟(?)しないといけない。

NAACL のワークショップ委員長の仕事を少ししたりする。他の共同委員長2人が同じ現地時間なので、自分が見ていない間にほとんどチャットのノリでメールのスレッドが進んでいたりして、自分1人だけリスポンスのタイミングが違うのが混ざっていて申し訳ないが……。

昼からは研究会。今回からは B3 のインターン生が参加。AACL-IJCNLP の発表2件の発表練習(口頭10分、録画)と EAMT の発表1件の発表練習(口頭15-20分、オンライン)に加え、共同研究の紹介(富士電機+サイバーエージェント改め AI Shift)。

対外発表の練習については、発表の仕方そのものについてのコメントを研究室内で共有する、というのが一番大事であるが、研究グループ内の他の人の研究は進捗報告で知るが、それ以外の人の話をあまり知らなかったりするので、こういう機会に全体でやることで、他の人の研究内容について知る意図もある(自分の所属するグループ以外の研究についても知りたい、という声が以前あったので)。

共同研究の紹介については、研究室配属前の3年生に企業や国立の研究所でどういうことをどんなふうにしているのか、という話を聞いてもらうことで、授業ばかり受けていても分からない研究の実際について知ってもらいたい、という意図で、4-5年前から始めたものである(B3 が研究室に来るタイミングが後期なので、毎年後期に)。研究室インターンシップで来ている3年生が必ずしもうちの研究室に配属されるわけではないのだが、他の研究室に行くにしても本学でこういう取り組みをしている研究室がある、という話をもっと広めてほしいと思っているので、教育目的でやっているのである(具体的な研究内容については、なんらかの形で対外発表済みのもの中心になってしまうが、研究の進め方みたいなところが参考になると思うので)。

研究会の後は 言語処理技術セミナー に聴講参加。昨年までは実行委員としてお手伝いしていたが、今年は実行委員は後進の方々に引き継ぎ、最初の引き継ぎ以外はノータッチ。「ディープラーニングを活用した自然言語処理」というテーマで、講師陣がものすごく豪華な顔ぶれで、300人以上の受講希望があったというのも納得。オンラインというのも、聞きやすくてありがたい(言語処理学会員には、あとで録画の提供がある、というのも大きなポイント)。今回は話の内容に Google Colab が大体ついていたのも、とても良いと思う。前回や前々回も、もっと高度な内容の話をしてほしい、というアンケートがあったので、言語処理学会のチュートリアルとほぼ指向性が被ると思うのだが、やっぱりこういう方向性がいいのかなぁと思ったりする。通年でやっているという意味では、人工知能学会の AI セミナーに近い感じだろうか。実行委員の方々、講師の方々、お疲れ様でした。

あとは今週締め切りの国際会議の原稿2件にコメントを入れる。ショートペーパーくらいの分量かと思ったら、ロングペーパーにだんだん近くなってきている。まあ、最後に短くするフェーズが不要なだけ、楽なのだけど……。