プレゼンのスキルをもっと磨きたい

今日は在宅勤務。先週から今週にかけて、出勤するときは International Symposium on Artificial Intelligence and Brain Science という国際会議の講演動画および Slack のやりとりを見ているのだが、内容もさることながら、日本開催の国際学会として非常にうまく運営されていて、大変参考になる。

基調講演は今年の ACL の基調講演でもトークをされていた MIT の Josh Tenenbaum さんだったが、やはり話がうまい。自分もこれくらい話せるようになりたいものであるが、意識的に練習しないと難しそう。David Silver さんの "Deep Reinforcement Learning from AlphaGo to AlphaStar" がおもしろかった。やはりデモがあると違う。AlphaGo The Movie、無料で見られるのを知らなかったので、今度見てみたくなった。あと Maneesh Sahani さんの "How Do Neural Systems Learn to Infer?" も、Slack のやり取りを読んでふと聞いてみたのだが、興味深かった。(このシンポジウム全体に渡って、内容はオープンなところで公開しないで、という話だったので、詳しくは書かないが)

午後は NLP 基礎グループのミーティング。進捗報告の内容でメンバーを入れ替えたりする。こちらも9人で3時間で、初回なので1人20分くらいだが、定常状態だともう少し短くなるのではないか、と思う。参加者の気持ちになると、毎週3時間も連続して参加するのは結構しんどい気もするのだが、他の人の研究の話やそれに対するディスカッションに参加することで、研究の「型」が少しずつ身についていくように思うので、やはり自分の発表のところだけ出ればよい、というふうにはしないほうがいいんじゃないかな、と思ったりする。そもそも3時間といってもフルタイムの学生で、講義の単位も取り切っていたら、他に研究についてインプットできる機会が少ないので……。