環境の統一のため廃棄する

今日は出勤日であるが、メインのお仕事は都立大で今年度から始まったフェローシップ制度の報告会への出席。

最近は博士後期課程の学生への支援がかなり拡充されていて、現在 D2 以下の世代はみんなに学振 DC 相当の奨学金+研究費が行き渡るくらいの支援があったりして、前と比べるとかなり改善されていると思う。もちろん学振程度の待遇ではダメだ、という意見も分からないではないが、インターンシップや副業に関する規定も年々どんどん緩和されているので、景気のいい分野は他から経済的な支援があればいいだろうし、分野を問わずに広く(標準修業年限は)ベーシックインカム的に支援するという意味では、(人数を減らして待遇を上げる選択肢になるなら)学振くらいの待遇でいいと思っている。

午後は言語処理学会年次大会のチュートリアルも始まったので、報告会と両方つないで聞いたりする。チュートリアルは今年はみんな Slack も活用していてとてもいい感じ。ポスターのようにインタラクティブにやるのと違って、口頭発表やチュートリアル、基調講演はみんなで聴きながら Slack に書き込むみたいなのがちょうど使いやすいし、今後対面に戻ったとしても、同様の仕組みは残ってほしいなあ。

夕方は備品廃棄のための手続きと国際会議の原稿へのコメントなど3時間。今週の15-16日が半年に一度の備品廃棄日で、これを逃すと半年後なので、この機会に USB-C で充電・プロジェクタに接続できない Mac(かつ購入から4年以上経過している端末)は全部廃棄しようと思ったのである。正直まだ普通に使える端末もあるのだが、台数が多いと複数の環境を維持する方が大変だというのと、前は時々研究室に来る訪問学生のために空き端末をあえて保有していたのだが、コロナ後はそういうのも無くなったので、要らないかなと。