スライドを作る時間と紙とペン

本来今日は妻が出勤する日なので在宅勤務でよいのだが、今日は広い横長の画面で仕事がしたかったので、大学に出勤。

メール処理や事務処理、そして部屋の模様替えをしていたら4時間ほどかかってしまった。部屋の模様替えは、これまでずっと職場で Zoom や Google Meet でカメラをオンにすると居室の雑多なものが映り込んでしまっていたのだが、変なものがうつらないようにする、という変更である。あまりバーチャル背景を使うのが好きではない(計算機に負荷もかかる)ので……。

ちなみに、大学の居室のミーティングスペースは、来た人には本棚に対面して座ってもらうことにしていて、見える範囲にはそれっぽい本が並んでいるように「見せ本」を配置してある。奈良から東京に来るときに、かなりの本を裁断してしまったし、今も読む本であればあるほど裁断したり、あるいは電子書籍で購入してしまったりしているので、紙の本があるというのは必ずしも読んでいるという意味ではないのだが……。(紙の本は通勤時間や家で読んでいるので、読み終わった本は家の本棚にキャッシュされていて、時々車で職場に持ってきている)

午後は2時間強スライドの作成。結構重要なスライドなのに、なかなか取り掛かる時間が取れなかったのが心残りだが、自分に与えられた時間の中ではベストを尽くしたと思う。実際にスライドを作った時間はこれくらいだが、ノートの上で紙とペンで試行錯誤したり、布団の中であーでもないこーでもない、と考えた時間はこの5倍くらいあり、自分としては十分考えることができた。自分の中の上達パターンとして、頭の中でイメージトレーニングができるかどうかが一つのマイルストーンなのだが、今回はイメージトレーニングができるようになったので、大体できるようになってきたと思う。

家は縦長のディスプレイを導入し、原稿のチェックは職場と同等かそれ以上に快適にできるようになったが、スライドを作ることを考えると、家にも横長のディスプレイを置いた方がいいのかなあ。考えてみると、MacBook Pro だと、画面のサイズもそうだが、スライドに関してはラップトップのキーボードとトラックパッドだと細かい調整がしにくいようで(職場では Realforce のキーボードとケンジントンのトラックボールを使っている)、ディスプレイの導入だけでは解決しなさそうな気がしていて、二の足を踏んでしまうのだが……(あと、スライドを作る仕事はそんなに頻繁にするものでもないので)。