海外出張前の血栓の摘出手術

朝、意を決して病院に行く。実は先週の土曜日からできものができていたのだが、そんなに痛いわけではないし、前も放っておいたら1週間くらいで消えたので、今回も大丈夫かと思うのだが、土曜日から10時間を超えるフライトが2回あることを考慮すると、急性で悪化しないかどうかだけでも見てもらおうと思ったのである。

病院自体は家の近くでも職場の近くでもよいのだが、今後のことを考えると通院しやすい職場の近くがよいかと思い、日野市の病院へ。1時間ほど待たされて名前を呼ばれたので診察室に行くと、お医者さんは患部を見るなり「あ〜、これは血栓があるね。すぐ手術しましょう」とのことで、あれよあれよという間に手術。メスで切って周囲の皮膚を圧迫して血栓を摘出し、軟膏を塗ってガーゼで保護。その間3分ほど。早業である。

少しだけちくっとしたが、そんなに痛くなかったので、「あれ、もう終わったの?」という感じだったのだが、見せてもらった血栓を見てびっくり……。1cm角くらいの血栓 (血豆) が中に入っていたらしい。いつも同じような姿勢でいるからかなぁ。運動しないと……。(実は NAIST にいたときと違い、首都大で支給された机の引き出しが固定で、足がほとんど動かせなくなったのも関係しているのかもしれない)

13時からプログラミングチュートリアルの最後の答え合わせ。ビームサーチの実装と shift-reduce parsing の実装の積み残しだったのだが、ビームサーチのほうしか終わらず……。shift-reduce も1時間あればデバッグできそうなところで止まってしまっているので、終わらせておきたいところだが、時間も限られているので断念。夏休みの宿題の一つだろうか。

チュートリアル後、研究室で進捗報告。順番に全員の進捗を聞く。2週間ごとでもよいのだが、1週間がちょうどいいくらいかな? 学生のとき、研究室によっては毎週全員の進捗を聞く時間がある、と聞いたときは「え、なにそれ怖い」と思ったが、細切れの時間の確保が難しい場合、固めて時間を確保してその中で全員の進捗を聞く、というようにしないと、全員分の進捗が聞けなくなるので、進捗報告の方法が最適化された結果そうなったのかもしれない、と思った。NAIST助教のころは時間が融通できたし、学生室と近かったので、ひとりひとり個別にミーティングを設定していたが、いまは予定が先に入ることが多く、かつ教員の居室と学生室の間の移動だけで5分〜10分かかるので、個別のミーティングがしにくいのである。もう少し居室と近いといいのだが……(学生室のある棟のエレベーターが高速になるだけで不満の半分は解決しそう)。

17時からは今日研究室に来られなかった学生と Skype で進捗報告。ぶっちゃけ全員 Skype でもかまわないといえばかまわないのだが、せっかく研究室という単位で活動しているので、他に用事がなければ毎日研究室に来て (1日数時間でもいいので) 研究してほしいかな。聞けば一瞬、聞かなければ3週間、みたいなことはしょっちゅうあるし、耳学問というか同期や先輩・後輩と喋っていていろんなことが解決したり、単なる雑談でも人生が豊かになったりするし。

ACL に行く前に期末試験の採点と成績の入力をしておこうと思ったのだが、時間切れ。お盆までには終わらせないと……。