オペレータつながるまでに1時間

午前中はメール処理に追われる。連休明けなので週明けはどうしてもこうなってしまう。

自分のマシンを MacBook 12インチから MacBook Pro 16インチに変更し、Adobe Acrobat DC (2015) を再インストールした(同時に使用できないが、2台までインストールすることができ、1ライセンスは職場のデスクトップ、1ライセンスはノートブックで使いたい)のだが、なぜか毎回シリアル番号を聞かれるし、認証しようとするとハングして面倒くさかったので、意を決してチャットサポートに連絡した。「通常6分ほどでエージェントにつながります」と表示されたのに、実際に人間が登場するまで60分待たされた(かなりひどいと思った)。ただ、案内されてからはすぐシリアル番号に紐づいた端末登録情報をリセットしていただき、そもそもこのバージョンはサポート切れであることと、macOS Catalina に対応しているバージョン一覧を送っていただき、大変スムーズであった。(結局、ユーザフォーラムに書かれているように、root ユーザを作成し、かつ sudo で Acrobat を一度起動すると、シリアル番号を聞かれることはなくなった)

今後のことを考えると、サブスクリプションで購入した方がいいのかもしれないが、永続版ライセンスが6万円、サブスクリプションだと年2万円という金額が妥当かどうかなんとも言えない。記録によると現在使っている Acrobat 2015 は2016年に購入したもので、4年後でも OS のサポートは切れているが、インストール時に不具合があるだけで、インストールしたものは使えるし、6万円でも永続版ライセンスの方がいいような気もする。

昼からは共同研究のミーティング。せっかく長期的にお付き合いしてくださっているので、研究的にも業務的にも意味があることをやりたい。これまで手がけた共同研究で最もうまく行ったのは @keiskS くんの Microsoft Research CORE Project で、MSRA でのインターンシップ中に実験を進め、@Yuki_arase さんと3人で共著で ACL short に採録されたのだが、なかなか国際会議に投稿するところまで行きつかない(国内の研究会や全国大会、シンポジウムでの発表で止まってしまう)。他でも国際会議の投稿まで行くのは NTT CS 研や統数研、国語研のように研究所との共同研究なので、難しいのは分かるのだが、必ずしも研究所との共同研究でなくても国際会議に投稿している人はいるし、どうにかこういう環境でもアウトプットを出していくコツを掴みたい。

午後は論文誌のチェック2件。英文校正は英文校正でよいのだが、基本的にみんな毎回 Grammarly を使ってもらいたい。簡単な修正はその場所で分かるので……。Grammarly の費用、安いわけではないのだが、毎年英文校正に50万円前後払っている身からすると、そこまで高いわけでもないし、これがあるのとないのとではコメントのやりやすさが大違いなので、値段分の価値はあると思う。

夕方は兼業のお仕事。この兼業、論文を書いたりするというような要素は全くないのだが、出てくるデータや話がおもしろくて、これ研究になりそうだなあ、と思ったりすることが時々ある。やはり自分はおもしろいタスクだとかデータを見ると刺激になるようで、これなんとか実運用まで持っていきたいな。