首都大へいろんな人に来てほしい

朝6時から原稿の添削。英文校正に出すことを考えると、これがラストチャンスである。

朝は情報理論の授業。情報理論つながりということで、授業の一部の時間を使い、八王子にオフィスをかまえるスタートアップ企業の方に、企業の紹介・インターンシップの募集をしてもらう。B4 以降ではなかなか時間を使うことができないと思うので、B3 の夏はインターンシップに行くとか、開発に関するアルバイトをするとか、語学留学するとか、プログラミングの演習をするとか、なんでもいいのだが、将来につながる何かをしてくれるといいかなと思うのである。

アルバイトを入れてお金を稼ぐ、という人も多いだろうし、それはそれで学生としては学生でしかできないことなのだが、働き始めてからの時給を考えると、時間がもったいない。もちろん、働かざるをえない人も多いので、なんとも言えないが……。(あと、自分も軽い気持ちで始めたアルバイトがそれぞれ自分の現在のキャリアにつながっているので、きっかけとしてよいこともある)

お昼から九州大学フラナガンさんとランチしつつお話し、その後研究室でトークしてもらう。ついでに、研究室の言語学習・教育支援の研究をしている [twitter:@mochi8e] さんと [twitter:@Curvtech] くんに研究紹介をしてもらい、コメントをいただいたりする。

フラナガンさん、現在 D3 だが最近英語学習者の誤りの分析をしているそうで、誤り訂正ではなく、どういう原因で間違えるか、というようなことに興味があるそうで、研究に関する相談に来たい、ということだったので、ついでに研究室でトークをお願いしたら快諾してくださった、という経緯。

そういえば先週も NAIST 松本研の [twitter:@blankeyelephant] がうちの研究室でトークしてくれたようで、ぜひ全国の博士後期課程の学生・ポスドク助教くらいの方にトークに来ていただきたいと思っている。旅費や講演謝金は出せないが(所属する機関から出してもらえるならいいが、そうでなければ何かのついでで来ていただければ。ついでに来るには都心からは遠いが)、小町のポケットマネーから懇親会代は出すので……。謝金はともかく旅費は出せるといいのだが、招聘に使える研究費が限られているので、難しい。(9月くらいになると、年度内に行く国際会議も確定し、共同研究や受託研究の振り込みも終わっていて、年度内の予算の用途が見えてくるので、それ以降ならやぶさかではないが)

あと、ただでさえ事務書類に苦しんでいるのに、これ以上事務書類を増やすのは自殺行為(常駐の秘書さんを雇えば違うかも)。予算を持っていない学生さんは、トップカンファレンスの発表内容をうちで話してくれる代わりに旅費を支援する、というくらいのことはしたいとは思うのだが……。いろんな研究室の博士の人たちを見ると、博士後期課程が身近になって、もっとカジュアルに進学しようという気になるかな?と思うのである。