ミーティングだけの曜日も悪くない

今日は(オンライン)ミーティングを集中させたので、1日中ミーティング。こうすると、この日はミーティング以外のことがほとんどできなくなってしまうのだが、逆に特に予定のない日を作ることができ、固まった時間がないとできないような種類の仕事に着手することができることに最近気がついたので、今年度は少し頑張ってこういう働き方にチャレンジしている。子どもが熱を出したりして、リスケジューリングが必要になると、一気に大変なことになるのだが、そもそも子どもが熱を出す日がミーティングのたくさんある日になるか、それとも空けておいた日になるかは選べるものでもないし。(役職が上になっていくと、ミーティングを特定の日に集中させたからといって、空きの日ができないのだろうし、今の環境は割と恵まれていると思う)

というわけで午前中は企業の方とミーティング。去年のこの時期に英語で研究室の紹介をするスライドを作っておいたので、少し準備は楽だったが、そもそもそちらのスライドは学生にメインで話してもらうように誘導するスライドになっていたので、結局ほとんど作り直しだった。定期的に研究室の紹介用のスライドは日本語と英語の両方で作っておいたほうがいいのかもしれない(以前は海外の大学との交流プログラムで毎年研究室紹介に駆り出されていたので研究室紹介のスライドを作っていたが、最近はそういうのがなかった)。

昼からは大学との共同研究のミーティング。最近のモデルでも提案手法がちゃんと効果のあることを示す必要があり、ちゃんと動くかどうか不安があったが、1-2ヶ月の試行錯誤の末に効果があることを示せたようなので、安堵する。やはり自分でも手を動かしてみたかどうかで内容の理解度が違う(この手法は大体これくらいの効果がある、という感触があるかどうか)ので、今年度の後期は少しずつ動かしてみるつもり。

午後は企業との共同研究のミーティング。今回は YANS(NLP 若手の会シンポジウム)の発表の確認と今後の予定、そして新しい研究テーマについての打ち合わせ。単年度の更新でも、継続的に研究ができると、学生間でも知識の継承をしてくれたりするので、ありがたい。1回だけで終わってしまうと、知識の継承ができないため、やりっぱなしで終わってしまいがちなので……。

今日はメール処理や事務処理等、かき集めると合計3時間ほど。後期のシラバスの更新もした。例年はこんな時期にシラバスの編集はできないのだが、今年は後期も講義は原則オンライン授業だし、それに合わせて内容を変更できるようである。前期にオンライン授業をした経験をフィードバックできるので、ありがたい。内容は特に変えないが、試験せずレポートでも評価できそうな授業は評価をレポートに変更し、試験をするしかない授業は試験の配点を下げて毎回の演習の配点を上げてみた。オンライン授業だと、毎回話を聞いて手を動かしていたら基本的に単位をあげてよいと思っていて、単位を出す中でちゃんと成績が区別できる程度にばらつきが出るようなレポートなり試験なりを課せばよいと考えている。(本当は全部レポートにしたい)