面談をすると事情が見えてくる

昨日は在宅でオンライン公開期末評価だったが、今日は出勤日。

昼から出勤して学部教務委員として学生と面談。B4 なので他研究室の話を聞いたりするが、研究室ごとに色々違うなぁ。他の研究室がどのようにやっているのか、同じコースでも全然知らないし、知る機会もない。まだ学生の頃の方がそういう情報が(同級生を中心に)回っていた気がする。

昼から客員研究員希望の人と(メールを何往復かしたあと)Google Meet で話す。色々な事情により(もっとも大きいのは自分のサバティカルの時期と重なることだけど)、他大学を当たってもらうことになる。本当はこうやって海外の人にも滞在してほしいとは思っているのだが(研究室の多様性を上げたいし、自分も大学で研究の話をもっとしたい)、そもそも物理的に滞在してもらうスペースも捻出しないといけないし、学生のスペースだけで汲々としている現状では、中々難しい。もう少し部屋が広くなればいいのだが……。

午後は国際会議の査読を2本終わらせる。この調子であればなんとか間に合いそう。そういえば自分は NAACL HLT 2018 の outstanding reviewer に選ばれていたようだが、特に通知が来た記憶がないし、そもそもいつもと比べて特に丁寧に査読をした記憶もない。他の年には best reviewer とか outstanding reviewer には選ばれていないし、分野長として全ての査読を見た経験からすると、自分の査読はそんなに丁寧ではない(丁寧な人は、ものすごい分量を書き、しかもその指摘も的確)。最近査読者の表彰が始まったと先日の ACL business meeting でも言っていたが、どういう基準で選ばれているのか謎である。