参加者がいてくれるのがありがたい

今日は妻の出勤日なので上の子は保育園に。来週から17:00〜18:30が津田塾の非常勤のオンライン授業(今日はリハーサル)で、下の子は実家で見てもらって人払い(?)して授業をするつもりだったのだが、家庭の事情で下の子をワンオペで見ながら授業をしないといけなくなってしまったので、上の子の保育時間の延長をお願いしておく(今日は早めに終わる予定なので問題ないけど)。

マイナンバーカードの電子証明書の有効期限が切れていた件について、市役所の記載を見ると専用端末からパスワードを入れ直すだけの簡単な作業と書かれていたので、10時から Zoom 会議の予定だったが、9時過ぎに市役所に行けば大丈夫かと思っていたのだが、甘かった。受付がマイナンバー関係だけが30分待ちと書かれていた時点で怪しかったのだが、受付番号をもらって20分ちょっとで呼ばれたまでは良かったし、パスワードの記載用紙をもらってから一向に呼ばれない。これ、専用端末ですぐ入れればいいだけだと思うのだが、なんでこんなに待たされるのか不明。結局ミーティングの開始時間になってもしばらく呼ばれず、仕方がないので市役所から iPhone で Zoom に接続。遅れてしまって申し訳ない。画像・音声ともに普通に見られるが、パートナー回線エリアだったようで40分で 100 Mbps ほど使ったようである。まあ、大した量ではないのだが。

結局その後窓口に行ってもまだ呼び出しがかかっていなかったようで、さすがに0歳児を連れているのにそれはないんじゃないか、と思って強引に割り込んでみると、あっさり専用端末を案内される。というか、その後のやり取りから推測するに、そもそも最初にパスワードの記載用紙が渡されたのが間違いであって(新規発行ではなく、すでに設定したパスワードで専用端末にログインすればいいだけなので)、最初に窓口に呼ばれた瞬間に専用端末に移動してそこで入れれば良いだけだったのに(市役所のウェブサイトの記載にも、それくらい簡単な作業のように書かれている)、間違った案内をされたために放置された、ということのようである(怒)

ただ、実は今日は国のマイナンバー関係のサーバが混み合っているようで(ここはある程度想定内だった)、専用端末からパスワードを入れてもデータベースにアクセスできずに電子証明書の更新ができないようで、結局のところ一度パスワードを廃止して新規作成するという手順になった(結果的には、最初にパスワードの記載用紙が渡されたので正しかったのだが、そもそもそれなら最初に受付に呼ばれた段階でパスワードの記載用紙とマイナンバーカードを渡して終わりであり、そこから1時間待たされる必要はなかった)。あとでニュースを見ると、他の自治体では8時間待ちだとか4時間待ちだとかもあったようなので、1時間半で済んだのはマシだったのかもしれないが……。

その後帰宅して共同研究のミーティング。下の子がずっと起きていたのでミルクをあげてごまかしていたが、どうも下の子は食べることとお風呂が生きがいのようで、今日は市役所に行くために早めに家を出ていて離乳食をあげていなかったのが不満のようで暴動を起こしそうだったので、ミーティング終了後に急いで離乳食をあげてなだめる。上の子と違って食欲旺盛で、手当たり次第になんでもなめるし、そこまでがっつかなくてもいいのではないか?

上の子は、寝るときおしゃぶりをしていたせいもあるかもしれないが(おしゃぶりをしていると静かに寝てくれたので、それはそれは助かった)、おしゃぶりをしていないときも何もなめたり口に入れたりもしなかった。一方、おしゃぶりを止めるのが大変だったので、下の子はおしゃぶりを使わないことにしたのだが、これはこれで誤飲したり感電したりしそうで怖い(おしゃぶりなくても昼も夜もすーっと寝てくれて全然起きないし、特に指しゃぶりもないので、これはこれで助かっているのだけど)。

昼からは月曜日グループの進捗報告を聞いて、そのまま自然言語処理の基礎勉強会。後者は「黒橋本」を1冊通読することができてよかった。やはりこの本は非常にいい本で、浅すぎず深すぎずとても絶妙なレベル感なので、初学者はまずこれを読むべきだと思う。

夕方は津田塾の非常勤の授業。津田塾では全体を Zoom でやることが決定していて、どのように学生は Zoom のアドレスを知るのかと思ったら、Zoom のアドレスは大学が一括して作成して全体の「時間割」を作り、教員と学生は時間になったら作成した会議室に入る、というような形で運用されるようで、個々の授業ごとに Zoom のアドレスやパスワードをやりとりする必要がなく、合理的である。ただ、今日リハーサルをやるということが(あと、このような時間割方式でやるということが)学生にあまり周知されていないようで(学生はおろか、教員の参加すら必須ではない)、結局来てくれたのは1人だけで、来週以降に話す内容の説明をして、自分と娘(0歳6ヶ月)の紹介(?)をして、これまでどういう授業でどういうことを学んできたかを聞いたりして、20分ほどでおしまい。1人も来てくれなかったら、自分の設定が正しいのかどうかも分からなかったので、1人でも参加してくれる人がいてよかった。

一方、今日から都立大もオンライン授業が始まっているのだが、案の定というか予想した通り、授業の配信の Zoom のアドレスが分からない学生が続出し(教員もどのように学生に通知したらいいか把握していなかったり)、配信アドレスが記載されている kibaco というシステムも(期待を裏切らず)ダウンしたりして、大混乱である。津田塾のようにやればよかったのではないかと思うのだが、本学はこれに限らず情報系のシステムは全体的にいかがなものかと思うシステムおよびその運用が多いので仕方ない。