連続のビデオ会議は疲労する

今日も今日とて在宅勤務。というか、今週はずっと在宅勤務予定。

午前中は研究室の論文紹介。初めて研究室全体の論文紹介で Google Hangouts Meet を使ってみたが、普通に使える。いつもは自分が一番前で見ているので、スライドの大きさや声の大きさは自分的には全く問題ないのだが、研究室のサイズ的には後ろの方の人はスライドが見にくかったり、あるいは声がボソボソの人だと聞こえなかったりしていたのが、オンラインになることによって全員がクリアに視聴できるようになったし、チャットもデフォルトで付いてくるようになったし、実は論文紹介に関してはオンラインにしたほうがユーザ体験は爆上がりなのではないか、と思ったりする。

午後は研究会で、在学生に研究紹介をしてもらう。数年前からこのスタイルで、GW 前は在学生の研究紹介、GW 後に新入生のための研究テーマ説明会、そして新入生の自己紹介、という構成にしている。在学生が過去の研究紹介をするのは年に1回のこの時期だけなのであるが、逆に言うと年に1回は誰がどんなことを過去にやったか聞くことができる。NAIST 松本研に学生として5年間在籍したが、誰が何をやっているかを知るのは実は有益であるということは教員になってから分かったので(最初の2-3年は、他の人がどんな研究をしているのかよく分からなかったし、わざわざ聞いたりもしなかった)、強制的にこのような機会を作っているのである。

しかし1日に2つビデオミーティングがあるとちょっと疲れ、ミーティングの間は息抜きが必要に思う。あるいは、最後のミーティングが終わった後はしばらく集中力を要するような仕事をする気にならないというか。これまでは、リモートワークとはいえビデオミーティングがあまりなかったので、こういう疲れ方はしなかったのだが、この仕事の仕方に慣れないとなあ。