発表のために学会員になる

午後6時ごろからメール処理。だいたいサイクルが確定してきて、午後10時から午前2時までが睡眠で、午前2時に妻と下の子の担当を交替し、あとは午前7時まで自分の担当。3時間に1回ミルクを飲むので、ミルクで起こされた時間以降は起きている、という感じ。ここ2週間くらいは勝手に午前2時ごろに目が覚めるようになったくらいである。上の子のときは午後9時に寝て午前1時くらいから自分が担当だったので、全体的に1時間後ろにずれているのだが、これは午後9時からの上の子の寝かし付けが自分の担当なので、結局育児に費やしている時間は上の子のときと同じである。

水曜日の午前中、出産前はオフィスアワーにするつもり(その代わりに月曜と火曜の2日を在宅にする計画)だったが、週3日いない時間が長時間になるより週4日短時間いないほうがいい、ということだったので、木曜日の B3 の研究室インターンシップおよび進捗報告を11月いっぱいで止めさせてもらい(B4 がリモート進捗報告をせざるを得ないのに、さすがに研究室に正式に配属されている学生より優先して、研究室に正式に配属されていない B3 の学生たちに貴重な出勤時間を2コマ分使う道理がないので)、オフィスアワーを木曜日に移動して水曜日の午前中の予定を空け、水曜日は昼から出勤することに。年明けは妻も水曜日の午前中に授業があり、職場に復帰しないといけない(育児休業が認められなかった)ので、色々とすり合わせが難しい。

昼から論文紹介。以下の論文を紹介してもらう。スライド

  • Yanai Elazar, Abhijit Mahabal, Deepak Ramachandran, Tania Bedrax-Weiss, Dan Roth. How Large Are Lions? Inducing Distributions over Quantitative Attributes. (ACL 2019)

Google の人たちの研究(筆頭著者はインターン)で、色々なものの量をウェブマイニングする、という話で、分析がおもしろいのと、構築されたデータセットも公開されているのがポイント。深層学習の研究、最近はお腹いっぱいだったので、手法はシンプルだが自分的には好きな話。データの貴重さが見どころだが、Google 規模のデータと計算リソースならではの研究で、こういうところにインターンシップに行くことのメリットはこういうところも大きいと思う。

研究会では言語処理学会年次大会の発表者の確定と、修士論文の英語タイトルの確認。実験結果的にまだ発表が確定できない人がいるのだが、今年度の言語処理学会年次大会からは発表者が学会員でないといけないという条件が追加されたので、早めに発表者を確定して書類を準備しておきたい。ちなみに、本学では発表のために参加が必須であれば、学会の参加費は研究費から出すことができるらしい(国際会議でも、発表のために学会への参加が必要な場合は、これまでも研究費から出せていたけど)。