発表の数が少ない年になる

今日は在宅勤務の日。

午前中は言語哲学勉強会。研究室の論文紹介の時間と重なってしまっているが、予定調整に難航しているので仕方ない。今年度で終わりそう?な雰囲気が見えてきたが、最後の章は翻訳と原著の新しい版で内容が結構違うようなので、確実原著を準備することになった。

お昼からは研究会(全体ゼミ)。卒研生以外で言語処理学会年次大会で発表予定の人の目次発表の日だったのだが、1件だけで、今年は結構少ないのかなと思ったりする。今年は投稿なしの聴講でも言語処理学会年次大会の旅費と参加費を出すということにしているので、そのせいかな。学会参加に研究費から旅費や参加費を出す条件として、投稿必須と言えば沖縄に行くために頑張って投稿する人もいるのだろうが、本人がペースメイキングや意見をもらうために投稿したいというのであれば歓迎だが、日本語で(査読なし)原稿を書くのもそこそこ労力がかかるので、それに使う時間があったら他に使いたい、という……。

最近は(日本人の)新入生の場合は論文の書き方の練習、学会デビュー等色々と教育目的でローカルな学会で発表する意義はあるのだが、新入生以外は国内学会・研究会で無理に原稿を書く必要はないと思っている。共同研究につながったりするのも国内の全国大会の発表だったりするし、学生の新卒の就職活動的には全国大会の発表は意味あると思うのだが、就活のタイミング的には B4 の発表で頑張らないと間に合わないので……(M1 の3月だと言語処理学会年次大会のシーズンと就職活動のシーズンがもろかぶり)。

午後は博士論文の審査会(クローズド)のあと、兼業のミーティング。ミーティングが連続で3時間あって集中力を要した。(審査会が長引いてしまったが、主査なので審査会を抜ける訳にもいかず、しばらくオーバーラップして出席していた。)