他愛ない話ができる同窓会

朝に旅館を出て NAIST に移動。夜は古い旅館で怖かったようで、「棚(押し入れ)から手が伸びてきて人がいたので怖かったから寝た」と言っていたが、本当だろうか……。

学園前駅からバスに乗れるかと思ったら、旅館から駅まで行く間に猿沢池のところで一休みしたりしていた(采女祭というのがあるそうで、船が出ていた)ので、乗り遅れてしまい、結局学研奈良登美ヶ丘駅まで行く。学研北生駒駅だと、タクシーが捕まらないと思ったせいだが、登美ヶ丘まで行ってもタクシーがいなかったので、バスの時間までイオンで時間を潰すことにする。ここのイオンに入るのは久しぶりだが、5,6軒の店が改装中になっていて(昔あった店はすでにけっこう変わっていたが)、ここ段々と勢いがなくなって場末のスーパーになっていくのでは、と少し不憫になったりする(NAIST 時代はお世話になったものなのだが)。

路線バスで NAIST に着き、秘書さんや松本先生と歓談したり、ポスターを聞いたり。口頭発表の合間にお昼ご飯(研究室内のケータリング)を挟み、みなさんといろいろ歓談。やはり NAIST は居心地がよい。口頭発表の間も娘は一緒にいたが、ずっと黙って発表を聞いていた(午後のセッションは昼寝していたので、本当は時間が許せばもっと聞いていられたのだが、15時には起こして出発)。かっちりとした話ではなく、ざっくばらんのグダグダの話をこうやってできる場所がある、というのはとてもよいことだな〜と思ったりする。うちの研究室ではなかなか教員が参加してできる時間がないのだが、たぶん学生同士でいろいろやってくれているのだろうと期待する……。

帰りは高の原までバスで行き、京都でお土産を買い、新幹線(のぞみ)で東京駅へ。こだまと違って早いこと早いこと(1時間違うので当然だが)。東京駅からは(土曜日なので)座って武蔵境駅まで行って、そこからはタクシー。20時半ごろ帰宅。ほとんど外に行けないのであるが、ときどきは外に出たほうがいいと思った1日であった。