世界中から奈良に来て東大寺

今日は 第17回 SVM 勉強会 の参加のための移動日。土曜日の10時開始のため、最初から出席しようと思うと6時前に出ないといけないので、前日入りするのである。

娘と2人での移動になるため通勤ラッシュが怖いので、できるだけ乗り換えが少なくなるようにした結果、朝7時に家を出てバスで武蔵境駅、そこから東京まで JR 中央線で行き、新幹線に乗るというルート。バスは普通に座れたし、中央線も新宿まで座れはしなかったが混んでいるというほどでもなかったので(少し早めだったからか)一安心。むしろ遅れることも想定して1時間前行動をしていたので、東京駅で30分くらい待ち時間があるくらい(ハプニングがなかったために待ち時間が発生しているので、待ち時間自体は仕方ない)。新幹線の中では人形で遊んでいて「こっち見ないで。パパ仕事していいよ」と言われて仕事をしたりしていたが、こだまで行ったのが災いしてかちょっと長かったようである(帰りはのぞみを予約してあるのだが)。

お昼は京都かと思ったが、結局そのまま奈良まで行くことに。奈良市内に来るのは2年ぶり のようであるが、どうも様子が変わっていて、自分が奈良にいた遷都1300年のころは日本人観光客(修学旅行生含む)でごった返していたが、その後は中国人旅行客が多い時期が続き、いまは世界各国から観光客が大挙しているようである(お店でも、奈良公園でも、ありとあらゆる言語が聞こえる)。中国語で呼び込みをしていたり、だいたいのお店が英語のメニューがあったりするが、観光立国と言っているのもなまじっか無謀な計画でもないのかもしれない(そういえば最近は京都にほとんど言っていないが、オーバーツーリズムはどれくらい深刻なのだろうか)。

夜はたまたま通りがかった 旬菜こまちというお店に入る。娘と「同じ名前のお店があるよ」と話していたら、呼び込みをしていたお店の人に「奇遇ですね、どうですか?!」と誘われたのである。気さくな2人がやっているお店で、お酒もご飯もおいしかったし、またならまちに来ることがあったら来てもいいな〜。(聞いてみたらお2人とも生駒出身だそうで、偶然が多かった)

外ではどうもお祭りの季節らしく、金魚すくいをしていたのでさせてもらった。1匹すくえたら満足したようで、「もう止める」と言ってやめていた。

今回はホテルではなく旅館に泊まってみたのだが、和式の家がかなり怖いようで、ものすごくびびっていた。「次は大学の中のホテル(=ゲストハウスせんたん)にして」と言われたのだが、自分の人生的にもう娘と泊まりで NAIST に来ることはないんじゃないかなぁ……。しかし黒電話が現役で使われているというのはさすがに年季が入っている。