何をしたのかよく覚えていないが、夕方に耳鼻咽喉科に通院したら、人が多過ぎて大変だった。インフルエンザは落ち着いたはずだが、この時期は体調を崩す人が多いようである。
Amazon でお勧めに出てきたので、「うつ病九段」を読んでみた。
- 作者: 先崎学
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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- メディア: 単行本
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先崎九段がうつ病だったというのは初めて知ったのだが(三月のライオンで1回解説がなかったのは変に思ったが)、当事者としてうつ病になる過程とそこから回復していく過程を書いていて、かなり生々しくて真に迫る感じ。これ、自分も何かのタイミングで(具体的には、仕事がものすごく忙しく、かつ責任重大なものをやりまくったら)うつ病になってもおかしくない、と思うに十分の内容で、かなり怖くなる。まあ、そんなにたくさん仕事はしていない(平均すると週40時間で収まる程度)けど……。 あと「職業、女流棋士」も読んだ。
- 作者: 香川愛生
- 出版社/メーカー: (株)マイナビ出版
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こちらも筆者に対する事前知識なしに読んだら、意外とおもしろかった。奨励会に入る前後の葛藤とか、奨励会を退会して立命館大に行って将棋部に入り、女流棋士として復帰する話とか、プロとしての女流棋士という生き方と、それを支える考え方に、なるほどな~と思ったりする。真剣に将棋と向き合っている、というのがひしひしと伝わる。これは余人に代え難い(対局で勝つというのとは違う種類の、かなり高度なプロデュース能力を必要とする)仕事だと思う。
うちも娘が5-6歳になったら将棋に触れさせてみたいのだが、早すぎると嫌いになるかもしれないし、遅すぎず早すぎず、というタイミングが悩ましい。保育園でも家でも無茶苦茶負けず嫌いで、相撲や鬼ごっこはもちろんのこと、じゃんけんですら負けると泣くくらいだし、やれば上達して勝てるようになる勝負ごとをやらせてみたいのである。