子ども向けメニューを出してもらってる

最近は寒いので、出かけるにしても午後になることが多い。

お昼になってから、市議会議員選挙の投票で近所の投票所に行く。少なくとも自分の住むあたりでは、出馬した人の8割以上が通る選挙なので、ほとんど相当ヤバい人を落とすための選挙だと思うのだが(つまり、通ったからといってちゃんとした人だとは限らない)、この仕組みで全国の地方自治体が回っているというのが最近不思議に思っている。市長および公務員の側がちゃんとしていないと、相当問題があるような……。

帰りは娘のリクエストで近所の喫茶店に入る。大人はコーヒーでいいのだが、子どもは何か頼めるものがあるのか? ケーキか?と思っていたが、クリームソーダを注文して上のクリームだけ食べる、と娘が言うのを聞いてくれていて、メニューにはありませんがアイスだけ200円くらいで作りますよ、と言ってくださって、大変ありがたい。実際に出てきたものを見ると、これ普通のメニューとして存在していたら400円くらいのものだと思った(が、サービスで作ってくれたのだろう)。

ここ数年は言語処理学会年次大会の投稿サイクルが最適化されていて、新入生はメンター役の大学院生(共著者)にしっかり見てもらい、2回目以降の人は各自のペースで書く、というような役割分担で、2016年から2018年の3年間は研究室から毎年10本きっかり発表している。メンター様々である。卒論や修論単著なので指導教員が第一義的に見るべきだが、共著論文ということで見る箇所を分担していて(細かい指摘ばかり必要で添削の時間に3倍の時間がかかると、発表できる件数も1/3にしないといけないので)、このサイクルに乗れる人はその後の研究もスムーズなので、うまく回っていると思う。

今年もたぶん10本ちょっとになるのだが、うちの研究室の規模(学生数20人強に対し、教員1名)だとこれくらいがクオリティを落とさずに投稿できる限界で、これ以上投稿しようとするとクオリティを落とさないといけないか、あるいは教員がものすごく時間を投入しないといけなくなるのである。うちは自分が1日8時間しか働かないし、休暇中や土日祝日も基本的に仕事はしない(三連休だと数時間仕事をさせてもらったり、ということはあるが)ので、たぶんいまの環境だとこれが最適なのだろう。スタッフの数が増えたり、あるいは学生の数が減ったりすれば、もう少しアウトプットが増やせると思うのだが……(20人以上は学生数が増えてもアウトプットが増えないことは判明しているが、減らしたらアウトプットは増えるのではないかと予想している。アウトプットが増えなくても卒業生は増えるし、NLP 知っている技術者を増やすことも大学の意義の一つなので、減らすべきだという訳でもないかもしれないが)。