GAFA では働けないと諦める?

朝の5時半に起きてメール処理。先週からどうも職場の MaciMac 5K)の調子が悪く、起動に時間がかかってアプリも処理速度がやたらと遅いし、今週はとうとう起動も不能になってしまったので、仕事に支障が出ているのである。

毎日 QNAP に Time Machine でバックアップは取ってあるので、一度 SSD (Fusion Drive) をフォーマットしてインストール、そして復元しようとしたのだが、そもそも SSD がフォーマットできなかったので、ディスク障害であることが判明し、サポートに問い合わせてピックアップ修理を昨日依頼した。10月には大学で使っている MacBook が起動不能になるし(こちらは修理を依頼せず、代替機でつないでいる)、Mac 関係は不具合続きである。

さて今日は木曜日なので B3 の研究室インターンシップ言語処理学会年次大会に論文を投稿予定なので、Overleaf で執筆環境を整えてもらう。原稿を LaTeX で書くのがベストなのかどうかはよく分からないが(特に初めて書く人には論文の内容以上に図表の書き方みたいなので時間が取られる)、こういう体験をすることも「インターンシップ」だと思うので、あえて LaTeX で書いてもらっている。

お昼はいわゆる GAFAGoogle, Amazon, Facebook, Apple)の企業の方をお呼びして企業説明会(ランチミーティング)を開催してもらう。情報通信システムコースおよび情報科学科の教員経由で研究室内の B3 以上の学部生と大学院生(B3 は研究室インターンシップで配属されているため、研究室経由)に周知を依頼したのだが、うちの研究室を除くと集まった半数以上が留学生でびっくり。日本人学生は日本企業に興味がある、ということだろうか? 興味なくても聞きにくる人がかなりいると思っていたので、どちらかというと想定外。この説明会、自分が授業で紹介したら「聞きにきていいですか」という B2 がいたし(実際3人が下のトークには参加してくれたし)、B3 の参加もあったので、下の学年の方がこれらの企業で働くことに抵抗がなく(というかむしろ働きたいと思っていて)、B3 から B4 にかけてそういうところに就職する気がなくなってしまう、ということなのかなと思ったりもする(留学生はそもそも大学院から来るし、そういうところに就職したいと思って本学に来るので、よくも悪くも現実が見えていない、ということだろうか)。

午後は連続して会社でのサービスに関するチュートリアルをしてもらう。研究室の学生に聞いたところ、How-to 的な内容より概論的な内容を聞きたいということだったので、どういう理念で作られたサービスか、ということを話してもらった。自分もアカウントは持っているし、研究室でアルバイト等で使う人はいるし、就職したらかなり使うことになる人もいると思うのだが、研究室では導入していないので、これを機会に導入していけたらな、と思っているのである。やはり元々研究をしていた方のトークは分かりやすいし、大変勉強になる。あと、長くオープンソース開発に携わってらっしゃる方で、自分もオープンソース開発出身なので、久しぶりにそういう雰囲気を味わうことができて楽しかった。本学に足りないのはオープンソース開発(自分たちで勝手に色々やる)みたいな雰囲気なのかなと思ったりもする。

夕方はオフィスアワーを経てメール処理等。結局自宅で使っている仕事用の MacBook Pro を大学に持ってきて、(サーバ管理用に置いてある)予備のディスプレイにつないで使うことにして応急措置。家ではほとんど仕事ができないのに、大学でも仕事ができないとどうしようもないので……(小さい画面だと、PDF を見てコメントを入れたりするような仕事がやりにくい。)