どのような形で使うサービスか

昨日に引き続き、下の子は病児保育。数年前に病児保育施設(1日3,000円)が近所にできたので、助かっている。そのため、上の子はずっとフローレンスに入っているが、下の子はまだ入っていない。フローレンスは毎月1回だけ無料だが、翌月以降の会費が上がるし、連日お願いすると一気に費用がかさむので、最近は年に1回くらいしかお願いしていないのだが、保険の意味で契約は続けている。

さて、木曜日は学外のミーティングが入ることの多い日で、今日は午前中に共同研究のミーティングを2件。「共同研究」という名前だと、何らかの形で論文として研究成果を発表したいわけだが、結構時間がかかったりするので、なかなか難しい。むしろ短期間で成果が挙がっているケースはどうやっているのか、ベストプラクティスが知りたい。

一つ分かっているのは、受け入れ側にメンターとなる研究者がいて、そこに数ヶ月くらいインターンシップで行って密に実験をする、というケースは(滞在後すぐではなくても)論文につながる可能性が非常に高いのだが、なかなかそのような形の共同研究にはならない(トップカンファレンスで論文を発表しているような研究者を抱える組織だと、相手が世界トップクラスの研究室でなければ、そこまで大学と共同で研究をする動機がないのかなと思っている)。特にこのご時世は全部リモートになるだろうし。

昼からは研究室の全体ゼミ(研究会)。B3/M1 の就職活動セミナーがこの時間に入っているので、参加させてほしい、と就職担当から強く言われていて、仕方なしに全体ゼミの方を B3/M1 が出なくてもいいような内容に調整したりして、今日は修士論文のタイトル(および希望学位)の確認と NL 研(情報処理学会自然言語処理研究会)の発表練習。就職活動についてはそもそも本学は大学のサポートはあまりないので、このセミナーが数少ないサポートの一つなのであるが……。NAIST にいたときは連日企業の人が学内説明会を開催していて(1日に何個も入っていた)、大学にいるだけでかなりの企業の説明会に出ることができたのだが、一応都内にキャンパスがあるので直接会社に行くことができる、というのがメリットなのかデメリットなのか。まあ、こちらもこのご時世だと説明会もリモートがほとんどだろうし、地域差は関係なくなっていくのかもしれない。

午後はメール処理と国際会議の査読の返信の確認。子どもの体調が悪くなければ時間が取れたのだが、ちょっと色々と後手後手に回っていて申し訳ない。下の子の対応で夜中に熟睡できないのも厳しい(子どもの方が大変なのだろうが)。

夕方は企業の方とミーティング。ユースケースを伺うと、なるほど〜、と思うことが多く、いつも勉強になるのだが、結局現在の精度でどういうアプリケーションとして使うか、ということを意識しながらターゲットを設定する、という話になるので、最後は「えいや」と決めるしかないのだと思っている(この部分をご理解いただけると、スムーズである)。