年末の感じがあまりない年に

今日は在宅勤務日。体調は快方に向かっている。

朝は共同研究のミーティングが2件。年末なので最後は「よいお年を」という感じで終わったが、今年は忘年会もないので、あまり年末感がない。色々な季節を感じさせるイベントがない(夏はプールに行くだとか)ので、仕事の多い時期・少ない時期、みたいな違いしかないのかもしれない。

昼休みには B3 向けの研究室(オンライン)公開。昨日の研究室公開は参加者が0人で心配したが、今回は6人来てくれた(そのうち4人は研究室インターンシップでうちに来てくれている学生たちだが)。

昨年まで(学部再編前の世代)は10人くらいの参加のある回があったのだが、オンライン開催になったせいか、それとも学部再編により B3 後期からそこそこ志望度の高い研究室に仮配属されるようになったせいか、あるいはそもそも情報通信から情報科学に変わったせいか、理由はよく分からないが、減っているようである(他の研究室にも確認したところ、他の研究室もトータルの人数は少ないらしい)。

正直なところ、研究室インターンシップで来た学生がそのまま配属されるなら、早めに研究をスタートしたいところなのだが、システム的に必ずしもリンクしていない(本配属で研究室を変わることは自由にできる)ので、悩ましいところである。まあ、基礎勉強については配属後に足並みを揃えるとして、プレ研究的なことをしてもらうのがいいのかなと思ったりしている(自分については今年はサバティカルを取得する予定だったので、どうやるのか決めかねていたのもあった)。

昼からは研究会。@odashi_t さんに LegalForce のお話等をしてもらったり。以前は後期に2-3件ほど企業の方にお話に来てもらっていたのだが、今年は気がついたらもう12月も末になっていた。オンラインでお願いできるので、実はいつもよりお願いしやすいくらいなのだが、さすがにもう時期的に調整が厳しい。そもそも例年だと就職活動関係のメールをいただいて、それなら研究室全体に話していただけないですか、というような形でお願いしていたので、今年はそもそも就職関係の問い合わせが来ていない、ということだと思ったりする(@odashi_t さんからもそういえば就職関係の問い合わせからスタートしたし)。こんなところにも新型コロナの影響が。

その後、言語処理学会年次大会の進捗報告。結局研究室からは10件程度の投稿になる見込みで、ほぼ例年並み。オンラインだしもう少し数が減るかなと思ったのだが、特にオンラインであることによる発表控えはない模様。今回は過半数は学部生の投稿(それ以外は共同研究)になったが、個人的には言語処理学会年次大会に投稿するのはもう新入生と共同研究関係くらいでいいかなと思っていて、それ以外の人は直接国際会議に投稿するか、あるいは日本語で発表したかったら NL 研に投稿すればいいんじゃないかな。大学院生は共著者として参加してもらうくらいで……(もちろん進んで発表したいという大学院生を止めるものではないのだが)。