科研費の書類をやっと書き出した

朝6時に起きて科研費の申請書の作成。ひとまず提出しないといけないので、なんでもいいのでスペースを埋めている段階だが……。NAIST助教をしていた時代、指導教員の松本先生の研究の分担者に入れてもらっていて、松本先生のスロースターターっぷりと、かつ最後の怒涛の追い込みっぷりを見て仰天したことがあるが、自分もギリギリにならないと火がつかないので、あまりよろしくない。

今日は秘書さんの出勤日だったので、B4/研究生の進捗報告を聞いている傍ら、怒涛の勢いで事務書類を片付けてもらう。9月が半期末で一度会計が締まるので、そこから年度後半の予算消化に入るのだが、まだ会計に反映してもらってない事項があって、予算消化に微妙に入れない。もう研究室運営も6年目なので、あまり意味のない予算消化をすることはほとんどなく、計画的にきっちり使うようになっているのだが。

午後はひたすら M1 の進捗報告を聞く。7人いるので、やはり3時間はかかる。短い人もいれば長い人もいるのだが、だいたいならすと1人30分になるのが不思議。

夕方は交換留学生のために特別にミーティング。博士後期課程に構文解析の研究をしている学生がいるので、メンターに入ってもらう。これまで研究として構文解析タスクそのものをやったことがなかったが、今年度は述語項構造解析の研究をしている(少し前までは共参照解析の研究をしていた)学生もいるし、基盤技術の研究も継続的に取り組んでいきたい。特に NAIST 松本研がなくなったら、こういう要素技術をコツコツとやる研究室がなくなってしまうのではないか、と思うし、応用全盛時代だからこそ、基礎をしっかりやれるといいな。