初めての研究テーマはおもしろい

午前中は研究室の全体ゼミ。チュートリアル2件と国際会議の発表練習が2件。今年は国際会議の採択がかなり多いので、発表練習のスケジューリングが難しい。

午後は進捗報告を聞いてからメール処理。国際会議の共同プログラム委員長として論文の採択を決めないといけないのだが、そこそこ分量があって大変。これまで国際会議の分野長は務めたことがあるのだが、実質的なプログラム委員長を務めるのは初めてなので、論文の中身を読んで全体のバランスを見たり(多様性の確保)、いろいろと気にすべきことがある。

夕方は D セミナー。Third International Workshop on Symbolic-Neural Learning というので学生が Neural Combinatory Constituency Parsing というタイトルのポスター発表予定なので、ポスターの発表練習。実はこれまで筆頭著者はもちろん共著のものも含めて構文解析の研究を全くしたことがない(構文解析を使った研究はもちろんしたことはあるし、自分で構文解析器を書いたことはあるが)ので、これが自分にとって初めての構文解析の研究なのであるが、最近いろいろ発展していて勉強になることが多い。しかしその道のプロから見るとどう見えるのかということが気になるので、ここで色んな方からコメントをもらいたい、というモチベーションである。

せっかく NAIST 松本研にいたのだから、在籍していたときに構文解析の研究をすればよかったと思うのだが、とんと機会がなかったなぁ。そういえば、IWPT は今年はいつやるのだろうか……