修論の副査だけでも12本

修士論文の発表会の日(なのにまだちゃんと副査の修論に目を通せていなかった)なので、午前3時に起きてひたすら目を通す。1本あたり30分から1時間かかる。12本の修論の副査になっているので、朝から晩まで出ずっぱりだし、見るだけで半日仕事である。

とはいえ、着任した直後はもっと時間がかかっていたので、だいぶやりやすくなった。多分要因は2つあって、1つは B4 のころから継続的に研究を見ているので、問題のある方向に進んでいたらもっと手前で軌道修正できるようになった(その代わり、B4 のころからしっかりポスター発表等を聞いてコメントをしておくことが重要)ということと、もう1つは恐らく先輩の修論を見て書く学生がいるので少しずつ改善されているということである(それと類似の効果として、先輩の発表を見に来ている学生が質疑応答を聞いて最初から気を付けてくれる、というのもある)。

朝早くからなので、保育園の送りと迎えを逆にしてもらってなんとか対処。出勤してからは、ひたすら修士論文の発表を見てコメントしたりなんだり。分刻みで動かざるを得ず、少しは学生と話したりしたいのだが、全然身動きが取れない。

そしてこんな忙しい時期なのに、教職関係の書類仕事の〆切が立て続けにあり(しかも〆切まで日がなさすぎる)、もうどうしようもなくなっている……。職員の方々のサポートがなければ、書類仕事で首が回らなくなって豆腐の角に頭をぶつけて死にたくなってそうなので、ありがたい限りである(教員の負担感を下げるために、教員の数を減らして職員の数を増やした方がいいのではなかろうか?)。