〆切を細かく切ってチェックする

火曜日なのでひたすら進捗報告を聞く。言語処理学会年次大会に投稿できた人はいいのだが、投稿できなかった人もちゃんと聞いておかないと、修士論文のクオリティに直結するのである。結局、〆切がないとやらない人と〆切がなくてもやる人との違いで、〆切がないとやらない人は、小さな〆切をたくさん設ける必要があるということだと思っている(自分自身、前者なので……)。

夕方は山口研究室の学生の博士論文予備審査の2回目。これまで主査および副査では予備審査は1回しかやったことがなかったので、2回やるのは初めての経験だったが、前回指摘したところがきっちり直っていることを確認できたし(公聴会の席上ではなかなか言いにくい)、お互い負荷は高いが、これはこれで有意義なことだと思った。これも、〆切をたくさん設定した方がいい性格の人と、自分でやれる性格の人との違いに対応するのだろう。

夜は言語処理学会年次大会の原稿を2件見る。30分×2。最近は〆切1週間前には8割の発表の原稿は完成しているのだが(逆に言うと〆切1週間前に完成していなさそうな発表は投稿を見送ってもらっている)、実験結果が揃っていないために見ている回数が少ない原稿や、あるいは B3 の原稿など、ギリギリまで原稿が届くのである。〆切前日なのでそこまで時間はかからないし、このやり方が現在の最適解であるように思っている。