お迎えがないと言っても帰りたい

お昼は大学院のプロジェクト演習の最終ミーティング。今年は初めて企業の人に参加してもらっているのだが、参加してもらうのはメリットとデメリットが両方あり、ケースバイケースだなと思ったりする。企業と一緒にやることに興味がある学生が来てくれるのはありがたいのだが、そういう学生はそもそもすでにアルバイトや共同研究等で企業の人と交流があったりするので、あまり意味がないようにも思ったり。(企業の方に手伝っていただけるのはありがたいが、学生側ですでに企業の人と接点があるなら、教員が最先端の知識や問題解決法を教える方が合理的)

開発重視のテーマにするメリットについてはよく分かったので、これまでのような研究重視のテーマにはしないつもりだが(研究寄りのテーマにしても、異分野で週1日半年やったくらいで論文が書けるわけではないので、お互いあまり利益がない)、2年後にどういうテーマにするかはもう一度考えよう。

午後は研究会(全体ゼミ)。修論と卒論の発表練習である。来年度からは人数も増えるし、メインの学生室だけでは明らかに入り切らないので、全体の研究会はセミナー室を借りてやる形式にする予定である。(勉強会など、人数が少ない場合はいいが)

夕方は研究相談を少々。保育園の送り迎えのうち、今は送りしかしていないので、夜は17時に絶対帰らないといけないという制約はないのだが、遅れ具合に応じて自分の HP が減るようにできているので(あと娘に「今日は遅いね」「今日は早かったね」などと言われるのが地味に痛い)、結局18時ごろには大学を出るようにしたいのであった。