練習を他山の石にしてほしい

午前中はメール処理や学内の委員会の仕事をしたり。今年の修士論文は倫理審査を2組織で依頼しているので、倫理審査する側だけでなくされる側にもなったり。今回は間に合ったのでよかったけど、こんなギリギリで依頼するのではなく、12月の審査に間に合うように出すべきだったが、次回は今回の教訓を活かそう。

お昼から共同研究のミーティング。いつも報告することが多くて時間が足りないのだが、3人いると足りないのは当然か……(進捗報告対象の学生は2人がちょうどいい、という知見)。まあ、時間が足りないのは嬉しい悲鳴であるが、議論のための時間が足りていない感がある。

あと、共同研究や研究室推薦によるインターンシップに関しては、来年度以降は新入生に関しては YANS(8-9月に開催される、自然言語処理の若手の会のシンポジウム)等の研究の具合を見てから参加してもらうことにする予定で、そこで先行きが予測できたら合流、というのがスムーズなのかなと考えている。後半からの参加であれば、特に新入生に成果物が求められる訳でもないし、翌年に向けて準備できる、という具合である(前半からの参加で普通にできる新入生もいるのだけど、サーベイやタスクに対する理解が一様に不足しがちなので)。

午後は発表練習。人数が増えてきて、次に自分の研究室での時間配分を減らすならここかなと思っているのだが、どうやれば減るのか悩んでいる。原稿に対しては「メンター」をつけることで教員が同じことを繰り返し別の学生に指摘することをほぼ撲滅できたが、発表練習ではまだそのようになっておらず、毎回同じ指摘をしなければならないことがよくある(他の人の発表練習を聞いていない人が多い、というのが原因の一つであろうが)。具体的にはスライドの流れ、タイトルの付け方、目次の入れ方(入れるべきではない場合)、などだが、それらもメンターに事前にチェックしてもらう体制にした方がいいのだろうか?

一応、共著の発表に関しては(共著の)メンターが見る道理があるのでお願いできるにしても、卒研等学内の発表会の場合は単著なので、メンターが見る道理がない、という問題があり、メンターにお願いするというよりお互いでチェックし合う機構を作らないといけない気がしているが……。