家族とは仕事のための潤滑油

情報通信特別講義の2日目。今日は [twitter:@unnonouno] さん、[twitter:@rtokuhisa] さん、[twitter:@overlast] さんの3人。@unnonouno さんと @overlast さんはこの講義が始まった4年前からずっと、@rtokuhisa さんは今回だけお願いしている。

@rtokuhisa さんにトークをお願いした背景として、うちのコースは1割程度女子学生が入ってくるのだが、准教授以上の教員には女性教員がいないし(助教は6人中4人が女性だが)、この情報通信特別講義の外部講師も全員男性で、これはバイアスかかっている(かけている)んじゃないか、と思って去年から増やしているのである(あと、研究や開発の話を聞いても B1 ではピンとこない、というのもあり、専門的な話の割合を減らしている)。本当はもっと准教授以上に女性教員を増やした方がいいのだろうが(隣のインダストリアルアートコースは女性教員も教授に何人もいる)、教員人事は難しい(そもそも准教授には権限もない)。

@rtokuhisa さんのトークは「ワークライフバランスとは?」というお題だったが、話し方で参考になる点が多々あり、ほとんどの学生が寝ないでちゃんと聞いている、というのはすごいトークだと思う。第二子ができるかどうかは夫が休日どれくらい家事・育児に参加するか、というのが大きく関係する、という話の紹介があり、自分もどこかでそれを聞いたことがあるので、我が家では自分の方が育児時間は長くなるよう(家事時間は同じくらい)意識して多めに分担している。

@unnonouno さんと @overlast さんのトークはいつも安定の内容で、学部生たちの心に何か残ればいいなと思う。(ちなみに、このトークの内容、複数回聞いた学生に聞いてみると、2回目聞いてようやくよく理解できた、という声が多いので、何回か聞いた方がいい内容でもある)

授業のあとは打ち上げ。参加できた年とできなかった年があるのだが、今年は最後まで出席できた。短い間だったが感慨深い。講師の皆さん、参加した皆さん、お疲れ様でした。