3歳が教授の横に座ってる

朝、実家から電話がかかってきて、事情がありしばらく娘の面倒を見ることができない、という話で、如何ともしがたい理由なので、善後策を考える。今日は高校訪問だったのだが、高校訪問のための資料を(教授陣に混じって、唯一准教授で訪問する)自分が預かっていて、持っていく他ないので、結局娘(3歳2ヶ月)を連れて行くことにした。

午前中は小平のガスミュージアムで娘を遊ばせる。意外にランプを見るだけでも「きれいだねー」と言ったりして楽しんでいたし、塗り絵とジグソーパズルという最近の娘のマイブームばっちりの遊具がガスミュージアム内にあり、ぴったり時間を潰すことができる。

昼から高校にお伺いし、資料をお渡しするが、他の方々に事情を説明したところ、特に子連れでも問題ないでしょう、ということだったので、会議室に同席。静かに座っていたのだが、トイレに行きたい、と言い出して中座しないといけなかったり、何かハプニングがないかとハラハラした(トイレ以外、特になかったが)。

首都大からは教授・准教授が4名、先方は進路担当の先生が1名で、来年度の学部再編についての説明をしたり、今後ともよろしくお願いします、というお話をしたり。4名も行く必要はあるのだろうか?と思わなくもないのだが、縦割り組織的な事情で4名行かざるを得ず、4名がバラバラに来られると進路担当の先生の時間を無限に消費してしまうので、行くならまとまって行くべきなのだろう。

午後は B3 の研究室インターンシップのキックオフミーティングのために日野キャンパスに出勤。これも、今日こうなると分かっていたら、後日に予定を入れていたのだが……。移動中も特に騒がず助かったので、大学の生協でアイスを買ってあげたりした(なぜかハーゲンダッツをものすごい勢いで選んだ)。

研究室インターンシップについて、去年の反省で、今年はちゃんと夏休み前から企画して言語資源を作るつもりである。作りたいデータは色々あるのだが、去年はあまり考えず気が付いたら10月になってしまったのがよくなかったと考えていて、今年はしっかり毎週アノテーションをして議論しようと思っている(実際のタグ付けの結果を見ながら議論するのはおもしろい)。

まあ、もっと言うと B3 だけでなく B4 も言語資源構築の体験をするといいと思うのだが、現在の研究室配属のタイミングでは難しい。B3 の後期に研究室配属されるようになったら、そこで言語資源構築の体験をしてもらおうかなと思っている。(現在の研究室インターンシップの問題点は、研究室配属と全くリンクしていないので、ここで言語分析体験をしても、うちの研究室に来てくれるわけではない、ということである)

娘はというと、ずっと静かにしていたが、つまらなさそうな顔をしていて、申し訳ない。30分もすると「おうち帰りたい」と言うようになったので、滞在時間40分くらいで帰宅することになったが、今日は精神的に疲れた……。