学会の仕事をもっと減らしたい

午前中は10時から大学院教授委員会。その後、情報処理学会自然言語処理研究会(NL研)のニコニコ生放送の機材を発送。最近は2日間で1,000人以上が見てくれる(現地参加は多くて100人)ので、意義のある活動ができていると思うのだが、もっと持続可能な体制にできないものか? 少なくとも、発表がない間はスポンサー広告を出すことで、動画配信にかかる人件費くらいは余裕で出せるのではないかと思っているのだが……(現地に聞きに来ない人が負担する方が、負担の趣旨的にも適切ではなかろうか。Ustream時代は、研究とは無関係なCMを見させられてうんざりしていた人もいるだろうが)

昼からコース会議。特に大きな議題はなく、1時間半で終わる。午後は緊急で頼まれた書類を作成し、速達で送る。その後事務処理と学会の仕事。学会関係の仕事はどれも任期が切れて終わりに向かっているのだが、最後の一仕事をやらないと退任できない問題。どれもきれいに終われればいいのだが、どれも最後に重たい一仕事があってなかなかお役御免にならない。学会関係の仕事、もっと減らした方がいいと思うのだけど(少なくとも大学教員は法人化前後で事務処理が増えているので、学会だけ仕事を増やしたり、あるいは現状維持したりする理由がない)

夕方は企業の方の説明会。研究室配属前の学部生に聞くと、アルバイト先を探すのに苦労するようなのだが、うちの研究室は年間で10は下らない数の研究開発のアルバイト(共同研究含む)の募集をかけるのだが、そのうちアルバイトに結びつくのは1/3以下で、ほとんどはスルー。時間のあるのは研究室配属前だし、うまくマッチングができればいいのだが。とはいえ、そのマッチングに自分の時間を使いたいわけではない。自分の研究室の学生でなければ、能力を保証することができないので、適性は各企業でご判断いただくことになるが、その調整に時間を取られたくはないのである。アルバイト募集の掲示板があればいいのかもしれないが、日野キャンパスにはないんだよなー(インターンシップの募集や説明会の募集は見かけるけど)。