教授会一つ終わってもう一つ

午前3時に起きて原稿を書いたりするが、これも〆切を過ぎていて恐縮でしかない……。娘関係で何かがあると、そこで(数時間程度あればできる作業でも、定常業務に組み込まれていない仕事は)1〜2週間単位で予定がずれてしまうので、こういう仕事の仕方を改善しないとダメだなと思う。今回は11月の頭の平日にインフルエンザの予防接種を受けさせる必要があり、そこで想定外に半日潰れたのが問題なのだが、そもそも月に1-2日ぶんくらいはマージンを取っておくべきなのだろう。

午前中は出勤して B3 のための勉強会。色々議論できて有益なのであるが、ちょっと B3 以外の学生数が多過ぎて手が回っていない感がある。B3 のために(教員は)ほとんど何もしない研究室も少なくないと聞いているが、研究室に配属されている学生より配属されていない学生を優先する理屈は恐らくないので、局所最適解としてそうならざるを得ないのかなと思ったりする。研究室の学生数が適正な数に落ち着くまで、やり方を変えようかなぁ……。(秋入学の留学生が毎年来るようになったので、なんとか TA を措置して一緒に本来新入生向けの基礎勉強会をやるとか?)

昼休みは URA 室の方の訪問。企業の方との連携について、担当が変わっていろいろ見直しているので、昨年度までと少しやり方を変えてほしい、というお願いで、趣旨は分かるのだが、このタイミングで言われるのはちょっと……。こういうオーバーヘッドが極力起きないよう、単年度の共同研究は原則お断りしているので、毎年のように契約について何度もやりとりさせられると、疲弊する一方である。だいたい南大沢が絡むと良くない知らせなのだが(良い知らせなら日野で完結するから当然そうなのだけど)、何とかならないものだろうか。

13時半からは教授会。色々議題はあるのだが、今回自分にとって最大の議題は博士論文の審査委員会の設置の申請で、ここで認められればスムーズに進むのに対し、ここで認められなければ12月の教授会でもう一度申請しなければならないので、ドキドキである。博士論文の主査となる経験が初めてなので、あらゆる手続きが五里霧中なのだが、ここで一度やっておけばあとは楽だと思うので、今年度しっかり担当できればと思っている。

教授会終了後、企業の方の訪問。面識のない企業の方の訪問は、どなたかからの紹介でない限りほとんどお断りしているのだが、今回はお話をお聞きしたかったので、例外的に来ていただいた。かなり参考になる情報が得られ、今後の連携についても意見交換できてありがたかったが(特に研究室配属前の学生に対する支援はとてもありがたい)、自分が最近あまり手を動かしていないせいで微妙な返答しかできない(学生がやっている内容は自分がやった研究と言っていいのかどうか問題)のがなんとも言えない。

夕方は準備教授会(来年度の学部再編後の組織に対応)と、その後にカリキュラムに関する打ち合わせ。木曜日はどうしても大学運営関係の仕事やら会議が入るので、なかなか首が回らない。