午前2時に起きて修論を6本読んだり。1人あたり30分〜1時間程度で読まないと読み切れない。
起きた瞬間に目が乾燥していて痛いのだが、寝ているとき半眼なんだろうか……。
午前9時に出勤し、そのまま午後6時まで修論発表会。パラレルセッションで1日で終わらせるのだが、情報系の研究室と通信系の研究室はほとんど副査が重ならないので、パラレルセッションでもあまり問題はない。気になるのは学部再編(予定)以降だが、副査の重なりがある程度以上になると2日に分けざるを得ない気がする。
修論発表会に関しては、今年はこれまで見てきたどの年よりも全員よく書けていたし、発表もしっかりしていた。たまたまそういう年だったのか、それとも継続的に改善していってベースラインがよくなっているのかどっちかは分からないが、こちらに来てからほとんどの研究室が学生に研究室のタスクを振っており、ほとんどの場合先輩の修士論文を参考にして書かれていることが分かったので、継続的にコメントをすることにしており、少しずつ効果が出てきているのだとしたら嬉しいことである。(あるいは、今年の M2 は自分が着任した年に B3 だった代なので、毎年の改善が蓄積しているのかもしれない)
研究の出来不出来は隔年現象があるので数年間継続して観察しないとなんとも言えないが、この調子でうちの研究室以外も含めて常に前年度以上になることを目指していきたい。
ちなみに研究室の学生に関しては、修論の学位申請までに査読付き国際会議に投稿する、という目標が達成できなかったのは1名のみで、最後の1名も ACL short に投稿したので、無事研究室内の目標達成。査読付き国際会議に投稿した7人中、採択経験があるのは4人で、3人は未採択であるが、十分頑張ったので、最後は(採択、不採択に関わらず)arXiv に投稿して終わりたいと思う。(こうすることによって、英語で修士論文を書かなくても、少なくとも英文で書かれた修論相当の内容が世界に公開できる、という利点がある)