写真だとすごいかどうか分からない

仕事が終わらないので午前4時に起きて修士論文やら ACL 投稿論文やらにコメントをする。修士論文の主査が7本、ACL の投稿が8本で、ラウンドロビンで順番に見ているが、正直無理。今年度から(そのまま大学院に進学する学生に限り)卒業論文を廃止したのだが、それでもこの時期の仕事量的に厳しく、ACL に投稿が集中しないような仕組みにしないといけない、と思ったりする。(今年は long と short の〆切が同じでちょうどこの時期だから、というせいもあるが、long より short の〆切があとだと long に落ちたものが short に出てきてしまうので、〆切の順番はこれでいいと思っているのだが)

午前中は研究室の備品の写真撮影。サーバ関係は着任してからの4年間で1,000万円程度投資して整備した(うち600万円は首都大のお金)ので、宣伝に使えるなら使おう、というわけである(研究室以外の宣伝にはあまり使いたくないが、やむを得ない)。研究費が湯水のように使える大学と比べるべくもないが、投下した資金あたりの研究成果・教育効果であれば、本学は高い水準を誇っていると思う(お金の効果はログスケールで低減すると思われるので)。

昼まで文科省関係の書類作成。南大沢側の問題で幸いなことに(?)〆切が延びていて助かるのだが、真の〆切が分からないので他の先生方に「これを超えると大変なことになります!」などと頭を下げて書類を準備してもらっているのに、これではまるで狼少年……。

午後は年度内最後の自然言語処理の応用勉強会。学内の進捗報告に向けた発表練習をしたりする。勉強会の分割方法を研究テーマではなく学年で分けた方がいいのかなと思ったりもするのだが、違う学年の人たちが一緒にやることに意味があるので、やはり現状のやり方がベストな気もする。あるいは、前期は(結局新入生がいるので研究テーマ別にできないし)学年別にして後期はテーマ別にするとか、ハイブリッドなやり方もあるかもしれない。