グループの共有資源 GPU

実は娘(2歳半)は火曜日から木曜日まではずっと下痢で体調も悪かったので、保育園を休んでいた。娘からすると、月曜日の夜に自分を見たのが最後で金曜日の朝に初めて父がいるのを見たわけだが、父がいない間も大きく泣きわめいたりするでもなく、淡々としていたらしい(日常的なイヤイヤはあったようだけど)。

いつもは朝の送りのとき、時間に余裕がないときはおやつの時間の前(9時ごろ)に保育園を去っていて、余裕のあるときでもおやつを食べたら(9時半ごろ)バイバイしているのだが、しばらく突然不在にしたせいか、今日は「おやついっしょにたべて。さんぽもいっしょにいって」と駄々をこねていて、用事は午後からだったから散歩に行ってもいいかなぁ(娘の通う保育園は任意の日に保育参加できる)、と思っていたのだが、保育者さんが気を利かせてくれて娘を引きはがしてくれたところ、激しくギャン泣き。とはいうものの、ここで離れないといつまでも要求してくると思うので、こっそり出勤。

すると、あとで連絡帳でも書かれたのだが、今日一日ずっと引きずっていたようで「パパはどこー・・・」「パパはいつかえってくるのー・・・」と言って泣いたりわめいたりしていたと聞いて、とても心苦しい。こういうのは初めてなのだが、もう娘は話せば理解できる年齢なので、ちゃんといつどうしていなくなって、いつ帰ってくるのか、ということをしっかり伝えて納得してもらうことが重要なのだと思った。

昼からは(ニューラル)機械翻訳勉強会の進捗報告。いま研究室に GPU サーバが3台あるのだが、それぞれ GPU が4枚・4枚・8枚刺さっていて、深層学習関係の研究をしている学生が10人以上いるので、どのような方針で使えるのか決めないとなぁ、という話になる。1人1枚固定のGPUを割り当てれば、最低限やる環境がないことは避けられるものの、空いているのに有効活用できない可能性がある。グループ単位でサーバを分けた方が人的なコストが低いものの、同じグループは同じような計算機資源を使うので分散した方が計算機的には効率がよかったり、なんとも言えず。グループ単位で割り当てるのがもっとも問題が少ないかな……。

夕方は原稿の添削。添削を返せるタイミングが遅くなりがちなのでなんとかしたいのだが、現在の仕事量ではどうにもできず。研究以外の時間を回したくないので、添削回数を増やすには進捗報告の時間を削るしかないのだが、そうすると今後の研究に影響が出てくるわけで……。

夜は保育園の保護者・保育者会。娘が昼間はオムツ外れているのに関し、早いですね、という声。確かに同世代の子たち、少し上の子たちはまだ外れていないのだが、同世代は男の子が多く、男の子より女の子の方が外れるのが早いようなので、標準的なのではなかろうか?という気がする。外れるまでの5ヶ月がまさに忍耐という感じだったが、外れたらやたらと楽になったので、外れてくれてよかった〜という感想しかない。ここまでの育児経験でつらかったワースト1は離乳食の時期、ワースト2がオムツ外れの時期、ワースト3がロタウイルス感染である。