全体の仕事を減らす方がいい

今日はオープンユニバーシティでニューラル機械翻訳の演習を実施する予定だったのだが、最少催行人数に達しなかったので、キャンセルになった。まあ、サポートの都合上、希望者ができるだけ少人数になるように説明文を工夫したので、申込者が少なかったのは意図した通りであるのだが……。ちなみに、新規の人たちばかりなら少人数でもやってもよかったのだが、リピーターの人が複数人いたので、全体をキャンセルにしてもらった(リピーターの人たちのために、自分だけが何回も公開講座をするというのは変だと思うので)。

そもそもこんなにたくさんオープンユニバーシティをやらされている教員は自分以外にはいないようで、学部長にオープンユニバーシティの担当回数を伝えたら「そんなにやるのはおかしくないですか?情報科学科はどうしてそうなっているのですか?負担の公平性の観点からも問題です」と言っていたが、他の負担も減らさないでどんどん仕事が増えるのは本当に問題だと思う。今年度は評価がおかしいと思ったので、大学の仕事でも積極的に断っているけど、以前は大学の仕事は一応無理のない範囲では引き受けていた(あるいは引き受けられる年を伝えて翌年にやったりしていた)のであるが。

で、午前中は保育園の運営会議。今日は保育者の新卒採用の募集の袋詰め作業。いまは全国各地で保育園を作りまくっているので、保育士不足なのだそうで、日本全国600大学・専門学校ほどに求人票を送るのである。数年前、同じように求人票を送って、実際にそれで来てくれた(最初は正社員で雇用したが、途中からパートに切り替え、現在もパートで継続中の)新卒の保育者もいるし、アナログな求人も意外と効果があるようなのである。ウェブで求人を出しても、かかる費用の割に(求人票を送るのと比べると金額が1桁違う)実際に入ってくれる人がこれまでいなかったらしく、求人票を送る方が費用対効果が高いようだ。

午後は保育園で娘を見てもらい、論文の添削をしたりメール処理したり。夏休みは8月10日から8月25日までの間には大学には2日しか出勤しない予定なのだが、お盆くらいまでは土曜保育をお願いしないと回らない気がする。