無線 LAN ルータとしての iPad

先日自転車を置いてタクシーで帰宅してしまったので、自転車を取りに駅まで行く。バスで行こうと思ったのだが10分待っても来ないので、歩き出してしばらくしたら追い越される。これがマーフィーの法則というやつか……。行って帰ってくるだけで1時間強。ほんの少し残業すると失う時間の方が大きいので、やはり定時に帰った方がいいな……。

12月の自然言語処理シンポジウムの用意をする。うちの研究室からも発表するのだが、ポスター発表にはメリットとデメリットがあり、メリットは密に聞きに来た人とコミュニケーションが取れるということである。しかし、ニコニコ生放送をやっている現在、口頭発表の方が直接聞きに来ている人の10倍程度の人に届けることができるので、フィードバックを考慮しなければ口頭発表の方が多くの人に見てもらえる。ポスター発表を配信するのは難しいと思うのだが、この非対称性はなんとかならないものかなあ(せめてポスターのプレビューだけでも配信するとか?)。まあ、そもそもたくさんの人に見られたくないと思う人もいるだろうけど……。

そういえば最近 iPad に SIM を刺して(micro SIM だったので nano SIM にして)Wifi ルータ化して使っているのだが、iPhoneテザリングしなくてよくなったのが地味に便利。接続速度は速くなくていいのだが、iPhone だと共有中にステータスバーが変化して描画できる領域が狭くなるのが嫌で、使っていないときは小まめに切ったりしていたのを、付けっぱなしにできるのが楽なのである。iPad の大きさをした Wifi ルータで、iPad としても使える、みたいな感じ。iPhone のバッテリーの消費速度も少し遅くなったように思う。こんななら、もっと前から導入していればよかった。

しかし最近 iPad (iOS 10.0.2) の日本語ローマ字入力が変で、時々(週に1回くらい)未確定の文字列がバッファからクリアされずに毎回入力されてしまう、という問題があり、再起動しないと元に戻らない。アプリによってはリピートではなく単に変換できなくなるだけのアプリになることもあるのだが、いずれにせよ使い物にならないのは変わらないので、再起動するしかなくなるのである。学習結果をリセットしてみたが関係ないみたい。あと、かな入力だとこの問題がない(そのため、iPhone では困っていない)。なんだろう?たとえば下は「toukyou」と入力したときの Evernoteスクリーンショットである。

午後は国際会議の査読。ショートペーパーで、secondary reviewer をお願いし、しかも2本なのですぐ終わる。いつもこれくらいだと楽だが、割り当てる方はいろいろ調整が大変で、そうでもないのだろうな……。

夕方は娘がすべり台をしたいというので近所の公園に行く。しかし夕方は小学生くらいの子が多く、小さい子はなかなか遊べない。すべり台に来るなら午前中に来ないとな〜。