子育ては二人三脚助け合い

午前中、娘(2歳5ヶ月)が公園に行きたいというので出かける。歩きながら「たのしいねー、たのしいねー!」と言うので、こちらも嬉しい(歩いて外に出かけるときしか言わない)。

ずっと砂場で遊んでいたが、「つちのおっぱいつくる!」と言って山を盛り始めた。何がしたいのだろうか(汗)そのうち近所の小学生の子たちがドッジボールを始める。一応小さな子がいることに配慮して、こっちに飛んでこないように注意してくれる子もいるのだが、全然気にしない子もいる。保育園では(異年齢保育なので)小さな子に配慮しないのは許されないようにしつけられているようだが、そのように言われないと気にしなくても仕方ないのかな。

12時になったので、家に帰ろうと提案したら「せーぶい(セブンイレブン)いきたい」と言うのだが、足は明らかに(徒歩だとしんどい)サミットに向かっており、自転車にしよう、と説得。なんとか同意してくれたのでサミットに来たが、コジマでひとしきり遊んで帰ると1時半。お腹が空いた……。

もう日中はすっかりオムツが外れて(いや、これまでも外れてはいたが)、夜中以外は紙オムツをしていないし、夜中も自分で「かみおむつにする!」と申告してくるので、だいぶ楽になった。毎週月曜日と木曜日が紙オムツを出す日なのだが、「あれ、こんなに少なかったっけ?」と思って気がつく。こんなあっという間に大きくなるなら、あとで思い出せなくなってもおかしくない。子どもと関わる時間が少なければ、思い出す以前に、こんな状態が存在すること事態、気が付かないかもしれない。

大学の仕事で「もう少し時間があれば、こうできたのに」「あれもできたのに」と思うことはあるが、家族との生活に関してはそういう反省は一切なく十分満喫しており、少しずつの成長をつぶさに見届けることができて、こういう働き方ができる環境(職場や専門分野の研究者の理解、保育園や家族のサポート)に感謝している。

もっと言うと、子どもの小さいうちは子どもの健やかな成長が家族の中心になるのではあるが、子どもがかわいい期間が短いからその期間は子どもと一緒に過ごした方がいい、というよりは(それもごもっともであるが)、子どもが小さい時期は家族の働き方に関して人生で重要な決定をする(準備の)時期と重なっているので、家族と一緒にいる時間を増やして今後家族でどうしたいか、ということをしっかり考えるといいのかな、と思う。娘が生まれたことで、うちの家族は夫婦関係にも、それぞれの人生観にもかなりの影響があったし、仕事をする上でもプラスに働いているように感じている。