耳そうじきれいに取れる聞き上手

娘と2人で過ごす生活の2日目である。とはいえ、いつも娘と寝起きし、朝ご飯を用意し、洗濯機をかけて干し、娘を保育園に送るのは自分の仕事なので、むしろ普段より余裕があるような(汗)実際、いつもは家を出るのが9時前になりがちなのだが、8時半前に出られたので、本当に楽っぽい。

午前中は受託研究のミーティング。この受託研究、素性が何か分からず処理したデータをいただいているだけなので(値も正規化されているので何の値かも不明)、見たらエラー分析できるというのはいかに恵まれている環境なのか、ということを痛感する。自然言語処理はものすごいアドバンテージがある。このことが分かっただけでも、この受託研究は自分にとって取り組んだ意味があったと思う。ただ、あまりに手探りで、結果が伴うかどうかがちょっと心配。

お昼は日本時間本日〆切の国際ワークショップの原稿。今回はショートペーパーからスタートしてフルペーパーにしていったわけだが、もともショートペーパーにするにはしんどくて泣く泣くいろいろ削ったりしていたので、これはこれでいい原稿になったように思う。

午後は大学院教務委員会の事前打ち合わせ(委員長としてのお仕事)。また次回の教授会でも話さないといけないことが何個もあるのか……。(11月の教授会はなにもないといいけど、いまのところ全ての教授会で何か話す仕事があった)

夕方は少し早めに大学を出て娘を保育園に迎えにいく。娘が耳をよく触ったりしていて、明かりをつけて見てみるとほとんど塞がるくらいに耳垢が詰まっていたので、耳鼻科に連れて行きたかったのだ。最初はいつものかかりつけの小児科に行ったのだが、小児科では器具がないということで耳鼻科を紹介され、耳鼻科に行くとあっさり取ってもらえた。看護師さんが押さえたりするのかと思ったら、普通に自分が抱きかかえるだけだったので、むしろちょっと怖かったのだが、娘は大人しく耳をお医者さんに向けていたし、「左向いて。あ、そっちじゃなくて逆」みたいに言ったら素直に向いてほしいほうを向いてくれたので、言葉が通じるってすばらしい、と感動したり。

しかし、生まれてから1回も耳そうじをしたことがなかったので、どうなっているかと思ったが、耳の穴そのままの構造の耳垢が(両耳とも)1cmくらい登場してびっくり(サザエのつぼ焼きを想像していただきたい)。こんなに大きなもの、自分の人生で見たことない。というか、こんなに大きなのがぴったりと耳に入っていて、果たしてちゃんと聞こえていたのだろうか? これからは、半年に一回くらいは耳そうじに来たほうがいいかも……。