東京もイオンがあると田舎感

三連休ということで、朝10時半に多摩六都科学館に行くも、満車(駐車場が少ないわけではなく、イオンばりに巨大な駐車場が2箇所にあるのだが)。開館が9時半なのだが、そんなに家族連れが殺到するような施設なんだろうか(科学に人気があるのはいいことだと思うが)?

もっとも、来たいなら車でなく自転車またはバスで来ればいいだけの話で、自転車で来ても20分弱だと思うのだが、晴れていれば我々は近所の公園に行くだろうし、みんな雨だから来ているのだろうな、と思う(きっと同じことを考えている)。歩いて来るには遠いし、バスだと1回乗り継がないといけないので(歩く距離は数十mでいいのだが)、わざわざそこまでして来たくないしな……。

せっかくこっちまで来たし、ということで、急遽、東久留米のイオンに行ってみる(多摩六都科学館からは、車だと東大農場の横を通って10分ほど)。そもそもこんなところにイオンモールを作るということに驚いたが、奈良・京都から東京に戻ってきたその年にオープンしてまだ1回も行ったことがなかったのである。奈良生活をしていなければ、東京で車を持とうと思いもしなかっただろうし、車がなければこんなところのイオンに行こうという気にならないだろうから、年齢とともに行動半径は変わるものだなと思う。

イオンの中はそこそこ混んでいたが、久しぶりにイオンに来て懐かしさを感じる。どこも同じような作りをしている、ということだろうが、首都大日野キャンパス最寄駅である豊田駅前に去年オープンしたイオンは、自分の知るイオンとはだいぶ違うのである。

母が中指にコルセットしているのを見て、自分もばんそうこうを貼りたいと言って貼っている……。

奈良(京都)に住んでいたら、週末はこうやって家族でイオンに来たりしていたのかなー、と思ったりして、それはそれでおもしろい想像であるが、夫婦で(大学教員として)働く、ということを考えると東京が一番適していることに疑いはない(そもそも実家が東京)し、人のいない家具売り場で楽しそうに歩く(自分たちと同じく、人混みが嫌いな)娘を見ると、地元で穴場的なスポットを地道に開拓するのがいいんだろうなあ。(開拓しているうちにあっという間に大きくなって、父と一緒に出かけたりしなくなるのだろうけど)