大学は行きたいときに行くといい

午前中はメール処理と大学院教務委員の仕事。うちの研究科は半年に1回、3研究室以上が合同で大学院生の進捗報告(公開期末評価)をすることになっているのだが、それを取りまとめたりするお役目があるのだ。M2の学生は修論の中間報告が公開期末評価を兼ねるのだが、そのプログラムを助教の担当の方に作成していただいたり。10人以上の学生の副査になっているので、60分の時間でポスターを見て回るのがかなりしんどかったりして、2セッションに分散させてもらったり。これで少しは楽になるだろう。

午後はサーベイのようなもの。だいたい頭の中に入っているのだが、書誌情報を再度確認し、内容と数字をちゃんと調べる、というものである。本だとあまり新しい内容は書いてもすぐ古びてしまうので、むしろあまり新しくない(ただし、定評が確立している)ことを書く方がいい、と松本先生にアドバイスをいただいたことがあるのだが、確かにそうかもなー。

夕方はうちの研究室の受験希望者と面談。社会人の人なので、平日ではなく土曜日に会うのだが、大学まで来てもらうのもなんなので、自宅の最寄り駅まで来てもらう。来年度の入試を受けたい、という話だったのだが、話を聞くと今年度に受けられるなら受けたいということで、話してみると確かにうちに来るといいなと思う。ただ、学生の人数的な問題で、受け入れることに YES とも NO とも言いにくく、歯切れの悪い感じになって申し訳ない。

せっかく東京に大学があるので、社会人経験者が大学院に来るのは積極的に受け入れたいと思っていて、うちは社会人経験者とか、何らかの理由で留年・留学・既卒など回り道している人とか、人文系の出身だとか、留学生とか、(ここに並べて書くのが適当か分からないが)女性とか、多様なバックグラウンドの人に来てほしいと思っている。