複文を理解するのは難しい

最近は天気がいいので洗濯物が乾くのはいいのだが、公園で泥んこになって遊ぶので洗う量も半端ない。土日は1日に2回洗濯機を回すのはデフォルトで、最高4回回したこともある。

公園に行くと自分から裸足になって走り回っているのだが、それを見た小さい子たちが真似して裸足になりたがるようで、親が止めているのを見ると、なんだか悪いことをしているような気もする(保育園でも、子どもは登園時には基本的に靴下をはいているのだが、うちの子だけ登園時にはいていない)。まあ、はかなくていいと思うのだけど……。

筋力がだいぶついてきたようで、自力で滑り台を下から登ったりできるようになり、身体能力の発達には目をみはる。休日は、「いっしょにすべる!」と一緒に滑り台をすべったり、「いっしょにのる!」と一緒にブランコに乗ったり、保育園だと子どもたちとだけ遊んでいるので、子どもたちとではできないことをやりたがるようだが。

あと、語彙はそんなに増えていないように見えるが、「これこれこういう理由だから、こうしてね」「このときはこうで、このときはこうだよ」と説明すると「はい。」と返事をして従ってくれるようになり、条件文を理解できるようになったのが大きな発達で、段々と複雑な構造の文を理解できるようになってきている。まだ文のネストが処理できないようで、関係節(連体修飾)も分からないようである。重文は理解できるが、複文は理解できない、ということかもしれない。ただ、複文の中でも一部理解できる構文もあるので、どういう構造の複文がダメなのか興味深い。

以前、日本語の重文と複文を簡単なルールで単文に分割し、単文で翻訳してくっつける、という研究をしたことがあるが、複文は重文と比べて扱いを変えたほうがよかったのかもしれない。(確かに、ちょっと性質が違うのだが、そのときは特に扱いは変えなかった)