いろいろな人が集まる多様性

急に保育園の運営委員に指名されたので、月1回の運営委員会に出る。認可保育園を目指す、という自分から見るとやめたほうがいい目標は昨年度断念することで承認されたので、自分としては特にこうしたいというのはないのだが……。

保育者が来てくれない、というのが今の課題らしく、全国の保育関係の大学・専門学校(700校ほど)に募集をかけるそうで、求人票を発送する作業をしたりする。そもそも保育者1人あたり年間支払う金額が250万円で、寮もなく実家が東京という訳でもない単身の人が、東京の家賃を払いながら暮らす、というのは厳しいと思うのだが、せめて首都圏の大学に絞るとか、他にもっと効率のよいやり方はないのだろうか? 効率が悪くとも目的が達成されるならいいのだが、近くの大学にアルバイトから頼む、とかのほうが確実な気も……。特にお金のために働く人ばかりではなく、やりがいや経験のために働いたりする人もいるだろうが、そういう人から搾取しなくてもいいような運営方針になるといいなと思っている。

お昼は首都大飯田橋キャンパスに移動して、国際会議の発表練習。研究室にポスターの筒が1つしかないので手渡ししたが、1,000円しないものだし、消耗品として買ったほうがよかったような気もする。

午後は受験希望者と面談。今年はいろいろな希望者がいて、受験がまだ2年先という人から、高専の専攻科の学生、既卒者、社会人、などいろいろあり、どういう人が来るのか楽しみである。どこでもいいという人は特にうちでなくてもいいんじゃないか?と思うので(そんなに人数が取れないため)、これこれこういう理由で他じゃなくうちがいい、という人に来てほしいと思っている。そう考えると、やはり今年は外部から来る人は博士後期課程に進学希望の人に入ってきてほしいような……。

夕方はオープンユニバーシティの2回目。「自然言語処理の基本と技術」から、日本語処理について解説する。この本、ちゃんとリビューしたのに気が付かなかった間違いが現時点で2ヶ所あり(どちらも本文ではなく図)、申し訳ない。数式を使わないで説明するセミナーには、この本は割と向いていると思う(説明しやすい)。