英語化をするかどうかは二の次で

午前6時から1時間ほどメール処理。体調が悪い(喉の痛みと頭痛・吐き気)のだが、タイミングが悪くて病院に行けないので、ロキソニンを飲んで少しごまかして仕事をする。

午前中はメール処理をしたり、国際会議の原稿の camera ready 原稿にコメントを入れたり、オフィスアワーで相談を受けたり。細切れの仕事が色々あるのである。

昼からは博士前期課程英語化ワーキンググループのミーティング。今年度に立ち上がったのだが、首都大は(同規模の他の大学と比較して?)留学生が少ないということで有名で、「英語化」と名前はついているが、博士前期課程の留学生を増やしたい、というのが趣旨のようである。しかしこんなことをしなくても研究室によってはスパムかと思うほど留学生の問い合わせが来ているので、問題は優秀な留学生をどのように獲得するか、ということではないかと思うのだが、あまり色よい返事はいただけず、この仕事、何の意味があるのだろうかと微妙な気持ちになる(変えると仕事が増えるので嫌なのは分かるのだが、それならそもそもこんなワーキンググループを立ち上げないでほしい)。アカデミア志望の人が英語だけで卒業できるようにする、というのは意味あるだろうが、日本で就職を希望する人は結局日本語ができないと就職活動で苦労するので、JLPT N1 を出願要件にするくらいした方がいいと思うのである(そのため、うちの研究室では博士後期課程に進学希望の人以外は JLPT N1 を持っていない場合は出願をお断りしている)。

午後はインターンシップのミーティング。もう来週が最終週なので、最終報告会のスライドのチェックをしたりする。マルチモーダル機械翻訳に取り組んでもらったのだが、マルチモーダルの部分にまでちょっと手がまわらず、単にニューラル機械翻訳をやってもらっただけになったが、割と色々と知見が得られてよかった。

夕方は学部教務委員として非常勤講師の依頼をしたり(今年10人目くらい……)なんだり。

夜は保育園の全体会議。今月は司会進行役で遅刻できなかったので、急いで向かう。すんなり終わるかと思ったら、ある案件で1人の親がヒートアップして保育者を責めるような感じになっていて(口では「責めるつもりではないのですが」と言っているが)、やんわり収束させる。心情的には分からなくもないのだが、難しい(ベテランが多いので、運営の手間を軽減させるためにマニュアル化されていないところをマニュアル化するかどうか、みたいな。特に事務処理が得意な人がいるわけではないので……)。